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日本を出発してから28日目
ただいま3カ国目
ブラジルのサルバドールにいます


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 今日は旅をはじめて以来のハプニングがあった。それも悪い方の。

 この日記を書くのもためらうようなハプニングで、正直今日の日記を書こうかどうか始めはためらっていたけれど、とりあえず、簡単に報告させていただく。

 今日は昨日に引き続きカーニバルに参加。昨日のブロコでなく、今日はスタンドで見るカマロッチ。昼間、昨日サイフを盗まれカマロッチのチケットをなくしたT君のチケット再発行のためチケット売り場に行く。

 日も落ちて時計は9時すぎ。今回は僕と山田とユウキ君、それにT君の4人で一緒に会場に向かう。すでにカーニバルは始まっており、パレードは大盛り上がり。歩くことすらままならない。


出発前。


屋台のおばちゃん


今回の唯一のパレード写真

 あまりの人ごみではぐれそうになった時、事件は起きた。それはもうあっというまの出来事だった。前のほうでT君が進行方向とは別の方角にひっぱられていく。T君の肩掛けカバンを黒人グループが盗もうとし、そのもみ合いの中でT君が奴らに殴られたのだ。

 相手はたぶん12、13歳くらいだろうか。直接T君を襲ったのは3人くらいだったが、それ以外に周りの連中をおさえつけていた奴らを含めると10人くらいはいたかもしれない。

 T君は自力でカバンを取り戻したのだが、鼻血が止まらない。カマロッチのユニフォームは血だらけで、周囲には空間ができる。あわててT君をかばおうとした山田にも腹いせのパンチが飛んだ。

 血の止まらないT君とうずくまる山田をとにかく連中から引き離そうと、背中を押してパレード中央に押しやった。すると今度は連中の一人が僕のポケットのデジカメを奪いにきた。幸いデジカメは無理やりもぎとることができ、連中も周りの目を気にして姿をくらませた。

 一番先頭を歩いていたユウキ君があわてて戻ってくる。T君はまだ鼻血が止まらない。この出血の量だと、ひょっとしたら折れているかもしれない。山田はなんとか大丈夫そうだ。あとで聞くと、殴られてうずくまっていたのは、落ちたメガネを拾っただけらしかった。

 あわてて警備員を呼ぶ。出血がひどいので、周囲の人間もただごとでないと視線が集中しているのがわかる。T君は警備員に肩をかりて特設の救護室に運ばれた。

 大変なことになった。もうカーニバルどころではない。T君をかばったときに付いた血が僕のユニフォームにもべったりついている。どうしていいかわからない。
 救護室に運ばれたT君はベッドに横になって止血される。そんな中、T君が僕を呼んだ。

すいません○○さん(タイガー)、俺のデジカメでこれ撮ってください。俺、負けないんで」

 意識ははっきりしていて血も止まったが、念のため検査が必要ということで、そこから救護車で救急病院に向かう。カーニバルが行われている裏通りの人ごみをつっきって救護車は会場をあとにした。

 病院でレントゲンを撮った結果、骨に異常はなかった。不幸中の幸いだった。T君を襲った奴らがナイフや拳銃をもっていなかったことも運がよかったと思わなければならない。

 今日は観覧席で観るので、そこではカメラを持ち込んでも大丈夫という情報があった。が、その会場に行く途中でやられてしまった。昨日はなんともなかったのに……。

 山田も一応痛み止めを飲み、ソファに横になっている。ユウキ君はポルトガル語で医師と必死に話している。僕のデジカメは一部が破損して始めは動かなかったが、なんとか使えそうだった。

 深夜1時半、手続きも全て終え、T君は宿に帰っても大丈夫ということになった。


救護室に運ばれる



↑救護車で病院に搬送


山田も相手のはらいせに殴られた

 昨日サイフを盗まれ、今日は強盗に遭って病院に運ばれた。T君のことを思うと心が痛い。
 実は今日の夕方、T君には日本からのメールで彼の将来にかかわるバットなニュースが知らされたばかりだった。その詳細はここでは差し控えるが、この2日間のショックといったら計り知れないだろう。彼にかける言葉も見つからない自分がもどかしかった。

 ブラジルは怖い。空き巣や暴漢は日常茶飯事だ。ただ見誤ってはいけないのは、彼が負傷したときの周囲の人、警備員、医師はすごく親切だったし、宿の人、お店の人、道行く人、みんな気さくでいい人ばかりだ。
 T君もその後、怖いこともあるけど、ブラジルは好きだといっていた。
 
 僕自身、今日の事件は少なからずショックを受けた。T君のこと、自分のこと、異国にいるということ……。これから旅を続ける以上つねにつきまとう事柄だけに、しっかり肝に命じておかなければならない。

author:tiger, category:Brazil, 17:05
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なにはともあれリオに到着
日本を出発してから29日目
ただいま3カ国目
ブラジルのリオデジャネイロにいます


 今日の午前の飛行機で僕と山田、それにユウキ君はサルバドールからリオデジャネイロに飛んだ。

 昨夜の事件は強烈だった。あまりのショックと興奮で、結局宿に帰ってから一睡もできなかった。T君が心配でリオ行きをとりやめようかとも思ったのだけれど、T君のほうから「それは勘弁してください」と言われ、当初の予定どおりリオに向かうことにした。

 彼は明日の早朝の便でマナウスに飛ぶことになっている。大丈夫だろうか。
 怪我もたいしたことなく、幸い大事にはいたらなかった。簡単にはいかないだろうけど、なんとか気分を切り替えていい旅をつづけてほしい。それで、いつか日本で昨日のメンバーで集まって、この事件をネタに笑いながら酒を飲めればと思う。ボンボヤージュ!

 リオに着いたのは昼の12時半。別の便でリオに到着したユウキ君と空港で待ち合わせをしていたのだけれど落ち合えず、さらに飛行機が遅れたり、そのあとの空港バスで2人とも寝すごしてしまったりで、結局宿についたのは夕方だった。宿はシングルで1泊25レアル(1500円)。少々高めだけれど、カーニバル期間中なので仕方ない。

 ついでに報告しておくと、慌ててバスを降りたときにスニーカーを忘れてしまった。もう結構使い古したやつだったから、まあいいか。しばらくはサンダルで動くことにしよう。
 
 今日は疲れた。同じ宿にいる日本人バックパッカーとともに酒を飲むと、あっという間に酒がまわってしまった。

 部屋に戻る。で、鍵を部屋の中に入れたまま南京錠を閉めてしまった。フロントに予備のキーがないらしく(普通あるだろ)、金具をカナノコで切って無理やりこじ開けてもらった。
 予定外に10レアル(570円)の出費。痛いなあ。今日はゆっくり寝よう。


今回の部屋。広くてなかなかグッド。

author:tiger, category:Brazil, 17:14
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コパカバーナビーチで泳ぐ
日本を出発してから30日目
ただいま3カ国目
ブラジルのリオデジャネイロにいます


 今日は大事な仕事があった。カーニバルのチケット入手だ。リオのカーニバルは簡単にいうと、仮装した人がサンバを踊りながらパレードするコンテストで、チームごとに趣向をこらしてその出来を競う。

 リオでやるカーニバルのすべてがこのようなコンテストというわけではない。サルバドールのようにみんなで踊るものもあるそうだが、ここはやはり日本でも映像で何度か目にしたあのカーニバルが見てみたい。

 チケット代金はかなり高価なもので、高いものになると40万以上する。安いものだと50レアル(2800円)くらいで手に入るのだが、それだと遠くから見るだけで、あの山車や踊りの迫力は伝わりにくいと聞いていた。

 チケット屋を何軒か見回り、手ごろな値段の店を見つけた。第5SETORで285レアル(1万6500円)。安旅の身としてはかなり辛い額だけれども、せっかくの機会なので、比較的見やすい場所で見ることにした。

 カーニバル自体は実は昨日から始まっている。17日から20日まで計4日あり、18日と19日に1部のパレードが行われる(1部と2部にわかれている)。
 24日からはその中の上位チームによるチャンピオンシップが行われるのだが、盛り上がりは18日19日のほうがすごいという話をサンパウロにいるときに日本人でサンバチームに所属している人から聞いていた。なので、今回は19日のチケットを入手することにした。

 チケットを入手してから近くのコパカバーナビーチを散歩した。今の時期は観光シーズン、しかもカーニバル中なので人も多い。その日はかなり暑かったので、みんな気持ちよさそうに泳いでいる。もちろんみんなビキニ。それもお尻丸出しのTバックで、上も下も布の面積はかなり小さい。

 水着は用意してなかったけれど、あんまり気持ちよさそうなので、短パンのまま泳いでしまった。この旅の初泳ぎだ。ここのビーチはそれほど透明度はなく、日本と比べても濁っているかんじ。ただ、面白いのは浅瀬でも大きな波がくることだ。

 一緒にチケット買いにいった3人は浜辺で見物。時間にすると、たぶん15分くらいしか泳いでいないけど、すごく気持ちよかった。




コパカバーナビーチ

 あと、ついでにいっておくと、浜においていたサンダルが泳いでいる間に波にさらわれてしまった。

 これで昨日にひきつづき履物を失ってしまったことになる。仕方ないので鉄板のように熱いアスファルトの上を歩いて、近くのスーパーまでサンダルを買いに行った。サンダルは1度サンパウロで壊れてしまったから、これで3足目。今回の旅、履物とは相性が悪いようだ。

 あえてポジティブに考えると、スーパーで入手したサンダルはブラジルの「Havaianas」というメーカーで、日本で買うと3千円くらいするらしい。ちょうどほしかったので19レアル(1100円)で買えてラッキーだった。

 夜中は日本人の仲間5人と近くの広場に行った。ちょうどライヴをやっていて、それを見ながら屋台で買ったつまみでビールを飲むのは悪いものではなかった。明日はリオのカーニバル。サルバドールとは違った興奮が得られるのだろうか。


ライブはいまいち盛り上がっていなかった


これくらいあったらなあ……。
author:tiger, category:Brazil, 17:16
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リオのカーニバル
日本を出発してから31日目
ただいま3カ国目
ブラジルのリオデジャネイロにいます


 今日はいよいよリオのカーニバル。そして今日で日本を出発してちょうど1ヶ月になる。

 夕方宿を出発すればいいので、午前中はポン・ジ・アスーカルに行くことにした。ポン・ジ・アスーカルとは巨大な1枚岩で「砂糖パン」の意味。形がそれに似ているかららしい。

 山田とユウキ君と3人で現地までいったのだが、山に登るケーブルカーの料金が高かったのと、近くに行きたいところがあったので、2人と別れてその場所に行くことにした。

 近くの場所とは、ビーチ。
 昨日行ったではないかと言われそうだけれども、昨日は泳ぎがメイン、今日は人間観察というまっとうな理由があった。
 まあ言葉で説明しても仕方ないので、写真を見ていただいて終わりにしよう。


向こうに見えるのがポン・ジ・アスカール。


こちらの砂は塩みたいに粒がさらさらしている。


昔の小錦ではありません。


美女発見!




日本人は「山よりオナゴ」。

 夕方5時半、いよいよカーニバルに出発する。同じ宿の日本人がたまたま同じ第5SETORのチケットを入手していたので、先乗り班がちょっと早めに行って席を確保することにした。メンバーは9人。僕は先乗り班(5人)で、カーニバル開始の2時間前、7時頃に会場へ到着した。

 入場口ではタダでコンドームを配っていた。なんでも、リオではこの時期に身ごもる人が一年で一番多いという。カーニバルで盛り上がって、その晩やりまくるということだろう。


会場入口でタダで配っていたコンドームとタトゥー。

 スタンドはまだまばら。とりあえず、よさそうな席を確保してパレードの開始を待つ。

 午後9時。いよいよカーニバルが始まった。大量の花火とともにアナウンスが流れ、まず始めのチームがスタートする。巨大な山車をはさんで大勢の仮装したメンバーが踊りながら行進する。山車はひとつのチームが7つか8つくらいで、山車の上にも何人もの踊り子が乗っている。さらに、チームにはそれぞれテーマがあって、それを知って見ていくとより楽しい。

 最初のチームのテーマは「南アフリカ」だった。サファリの動物をあしらった山車や衣装、黒人解放をおこなったえらい人(忘れました)の巨大な人形、2010年のワールドカップ開催にちなんだ優勝トロフィーの山車。色々な趣向が凝らされており、なかなか楽しい。

 ひとつ山車が終わったかと思うと大勢の仮装行列が続き、また山車がある。その後ろにもずっと行列が続いている。1チームの参加人数が総勢4000人にもなるというから、ひとつ見ただけで、もうおなか一杯だ。

 あまり気合を入れすぎないほうがいいかもしれない。1チームの時間がだいたい90分で、今日は7チームがパレードすることになっているから、終了は6時か7時くらいになるという。身体がもつか心配だ。

 2チーム目、3チーム目、4チーム目とつづく。さすがに疲れて外にでた。観覧席の外側の通りには何軒か店が出ていて休めるようになっている。そのあたりをフラフラしていると、仮装をして今まさに踊り終えたメンバーがやってきた。

 男性、女性、おじいさんおばあさんから子供、車椅子の人までメンバーに入っている。衣装もやたら派手でごつく、よくこんなのつけて踊っていたなと思ったが、持たせてもらうと、大きい割にはかなり軽かった。

 踊り子の人に写真をお願いすると、気さくにオッケーしてくれた。頼んだのはもちろん若くて奇麗なおねえさん。そこはやっぱりそうでしょう。


このお姉さん2人は奇麗だった


孔雀の女王には警備員付き


日本人の踊り子さんです


き、きわどい。

 5チーム目のパレード中は会場外で写真撮りに奔走し、そのあとは観客席に戻って再びカーニバルを見た。

 6チーム目。7チーム目。最後の7チーム目が終わった6時半にはヘトヘトだった。サンバはすごかったし、山車も衣装も迫力満点だった。リオのカーニバルが世界一のお祭りと言われる理由も納得できた。リオに来てよかった。

 ただ、どちらかというと、サルバドールで体験した参加型のカーニバルの方が楽しかったかな。もちろんリオがそれに劣るということはなく、もっと間近の席で見れていればもっともっと興奮していただろうけど……。



















とにかくスケールがでかい。よくもまあ……という感じです。

※写真の中にはいい席で見ていたNさん提供のものもあります。
author:tiger, category:Brazil, 17:20
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近況報告
日本を出発してから32日目
ただいま3カ国目
ブラジルのリオデジャネイロにいます


 昨夜のリオのカーニバルから帰宿したのが朝の7時半、寝たのが8時。いくら徹夜慣れしているとはいっても、さすがに疲れて今日は宿でのんびりしていた。

 溜まっていた日記を書いたり、同じ宿の日本人と話をしたり。前に日記でも書いたけど、ブエノスアイレスで同じ宿だったトオル君(前は確か名前は明かしてなかったはず。120カ国以上まわっている彼です)ともこの宿で再会して長いこと話しこんだ。

 彼はこれからカリブを回り、一時帰国してから次は西アフリカに飛んで訪問国をのばしていくそうだ。面白いなあ。旅人ってほんといろんな人がいて面白い。

 しかも、これまで会った日本人バックパッカーは例外なくいい人ばかりだ。でも、そろそろ嫌な奴、ろくでもない奴にもあってみたいなあ。

 今日はあまり書くことがないので、とりあえず近況報告を。

・体調……良好。
・睡眠……4、5時間。出発前より増えたかも。
・食事……問題なし。美味い。ラーメンもご飯も普通に手に入る。
・酒量……毎食ほぼビール。暑いので。ちょっと控えよう。
・お金……ちょっとブラジルに来て使いすぎ。カーニバルなので仕方ないか。
・日記……結構面倒くさい。これから手を抜こう。
・外見……さすがに日焼けしてきた。
・読書……いっこうに進まず。そろそろのんびり読書旅がしたい。
・音楽……なぜか地球の裏側で長淵にはまってます。
・楽しみ……山田の行動。たぶん旅中に荷物をやられる。
・発見……黒人女性もなかなか魅力的。
・旅……楽しい。特に人間が面白い。
・悩み……全く現地語を覚えようとしない。ジェスチャー命。

以上。そんな感じでなんとかやっています。


100カ国以上の紙幣を持っているT君。
author:tiger, category:Brazil, 17:34
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コルコバードの丘
日本を出発してから33日目
ただいま3カ国目
ブラジルのリオデジャネイロにいます


 今日の午前中はコルコバードの丘に登った。登ったといってもケーブルカーで登ったのだが、それにしても暑い日差しにへこたれそうだった。
コルコバードの丘はリオデジャネイロ市内を一望できる高台にあり、その頂には高さ30メートルのキリスト像がリオのシンボルとしてそびえたっている。

 頂上までいってリオの街を見下ろす。あれがコパカバーナビーチ、あれがポン・ジ・アスーカル、あれがカーニバルの会場で、あれが水道橋、あれが空港……。意外なほど近い場所にリオの見どころが固まっている。リオってけっこう狭い街なんだなあ。

 サンパウロやブエノスアイレスとくらべるとかなり小さい。海岸から山までのスペースにぎっしりと詰め込まれている感じだ。これでもうリオはいいかな。まだ面白そうな場所はあるかもしれないけど、カーニバルのハシゴでいささか疲れていたので、このあとのブラジルはのんびりしようと思う。

 夜、ユウキ君と明日の朝別れるのでちょっと贅沢な夕飯を食った。出会いあり別れあり再会あり。次はどんな奴と会うのだろう。


巨大キリスト像


リオの街


豪華ディナー。寿司もありました。
author:tiger, category:Brazil, 17:38
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再びサルバドールへ
日本を出発してから34日目
ただいま3カ国目
ブラジルのサルバドールにいます


 今日は移動日。カーニバルで盛り上がったリオの街を離れ、夕方には飛行機でサルバドールに飛ぶ。因縁の地、サルバドールだ。
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 1時がチェックアウトだったのだが、とくにやることもなく、軽く昼飯を食ったあと空港に向かった。空港の搭乗口でたまたま知った顔を見つけた。サンパウロの宿で一緒だったNさんだ。サルバドールの宿も決まっていないというので、一緒に移動することにした。

 予定より約1時間遅れてサルバドールに到着。宿は前回とまっていた「青い家」にした。カーニバルが終わったので1泊15レアル(850円)。

 この宿は屋上のテラスが気持ちいい。Nさんと山田とカーニバルの話で盛り上がって、写真を見せ合い、今日は早々に就寝した。

 サルバドールはT君が盗難と強盗に遭った因縁の地。でもカーニバルが終わった今は落ち着いた空気が流れている。カーニバルのハシゴでここのところ慌しかっただけに、2日しかないけれど、ここではのんびりしようと思う。


特に写真がないので、おのぼりさんを入れときます。
author:tiger, category:Brazil, 17:40
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カポエラ教室を見学
日本を出発してから35日目
ただいま3カ国目
ブラジルのサルバドールにいます


 いろいろあったブラジルも今日が最終日。明日の早朝の便でチリのサンティアゴに戻り、そこからイースター島を目指す予定になっている。

 アルゼンチンからブラジルに入り、フォス・ド・イグアス、サンパウロ、サルバドール、リオデジャネイロ、またサルバドールと移動してきたが、その場所ごとに人種や文化、景色が違っていて面白い。

 サルバドールなどはかなり黒人比率が高い地域だけれど、しばらくすると全く違和感がなくなったから不思議だ。意外だったのは、黒人女性がここまでスタイルがよいのかということ。もちろんアマゾネスもたくさんいるけれど……。

 本当はブラジルをまわるだけでも1年くらい必要なんだろうけど、残念ながら今回の旅にそんな余裕はない。名残惜しいなあ。
 というわけで、最終日の今日は、同じ宿の日本人でカポエラ教室に行くという人がいるので、ついていくことにした。もちろん見学のみだけど。

 説明が難しいのだけれど、カポエラというのは音楽に合わせて2人が身体を動かしながら蹴ったり飛んだりまわったりするスポーツで(かなりいい加減ですいません)、当て身があるものと、型にあわせて動く当て身のないものに分かれるらしい。ブラジルがその本場になるのだが、型や音楽、動きによって、色々な流派があるという。

 聞くところによると、前宙したり全身を手でささえたりするブレイクダンスの動きはカポエラから取り入れているそうだ。

 恥ずかしながら、ブラジルに来るまでこのカポエラというスポーツは名前だけしか知らなかった。日本でもやっている人はそれなりにいるらしいのだが、そのあたりの知り合いはなく、実際に見るのは初めてだった。

 前後に身体を動かしながらリズムをとり、そこから技に入るのだが、基本となるその動きだけでもかなりきつそうだ。リズムと柔軟とバネが要求されるスポーツなので、僕にはとうてい無理だけど、見ているだけでも面白かった。

 教室自体は1時間だったけれど、参加者全員が汗だくだった。みんなの顔に達成感が感じられてうらやましかった。日本人で参加したカポエラ君(と勝手に呼んでいた)は明日もこの教室に参加するという。ちなみに、ここの教室はかなりリーズナブルで、5回通って15レアル(900円)。一回あたり180円だ。

 夜中は日本人見学者がカポエラ君を囲み、晩飯を食いながら話し込んだ。彼はまだ23歳だが、物事を相当深く考える今までにあったことのないタイプの人間だった。また変な人に会えた。ということは、旅は順調である。


カポエラは動きが速くてうまく撮れない


ブラジル最後の夕暮れ


ブラジルのガキんちょ

author:tiger, category:Brazil, 17:42
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