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手続きがうまくいかないなあ。
日本を出発してから44日目
ただいま3カ国目
チリのサンティアゴにいます


 うーん。うまくいかない。日本とのやりとりがうまくいかない。

 シティバンクのカードから不正で200万キャッシングされたことは以前お知らせしたが、その金額返済のための手続きが未だにいっこうに進んでいない。

 僕がイースターに行っていたのが大きな理由なのだが、帰ってきてやろうとしても、相変わらずうまくいかない。おかげで、ここサンティアゴですっかり足止めをくらいそうだ。

 まず、時差が12時間あるので、こっちの昼が日本の夜。昼間に国際電話の使えるところにいっても、日本のシティバンクに電話すると、

「担当はまだ出社しておりません。朝9時から夕方5時までにおかけください」 

 という返事が返ってくる。ということは、こっちの夜9時から朝5時の間になるから、国際電話を使えるところもファックスを使えるところも限られてしまう。

 さらに向こうからのファックスをこちらで受け取れる場所がない。しかも、こちらのファックスは未だに切り替え式なので、送れたかと思っても送れていないときがある。
 こういうときこそ使えるのがメールなのだが、基本的にメールのやりとりはできないらしい。

 結局、夜の9時になると同時に日本に電話をして、11時までに事をすすめるしか方法がない(僕の使っている電話屋が11時までが営業時間なので)。

 本当は早く次の目的地に移動してしまいたいんだけどなあ。
 でも、日本からの書類をファックスで受け取らないといけないから、動くに動けない。というか、早く手続きをしてお金を返してもらわなければ、これからの旅ができなくなってしまう。

 仕方ないので、今日は一日宿にいてイースター島のたまった日記を書きながら夜9時になるのを待った。

 9時になって電話してみたものの、向こうはファックスを送ったはず、こちらは届いていない、という前日と同じ状況。やはり今日も足踏みだった。明日はうまくいくのだろうか……。
 
author:tiger, category:Chili, 18:27
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さらば、おのぼりさん。
日本を出発してから45日目
ただいま3カ国目
チリのサンティアゴにいます


 今日はまず、サンティアゴにある「ホテル日本」に行き、ファックス受信をお願いした。ここなら24時間ファックス受信が可能だからだ。「ホテル日本」といっても、従業員は日本人ではないのでやりとりが大変だったけれど、なんとか了承してもらった。

 で、そのあとはやはり今日も、夜9時まで待たなくてはならない。その時間にならないと日本の窓口が開かないからだ。

 仕方ないこととはいえ、地球の裏側でお金を盗られ動くに動けない人間がいるのだから、なんとか対応してほしい。今回のやりとり、お金を盗られたにもかかわらず、電話代はすべてこちらもち。何度もやりとりをしているので、金銭的にもけっこうつらいのです……。

 僕がそんなこんなで足止めをくらっているので、「おのぼりさん山田」は今日のバスで先にボリビアを目指すことになった。ブエノスアイレスで会って以来、ちょうど1ヶ月一緒に行動していたので、ちょうどいい頃合かも。ルートはかぶるのでまたどこかで会うこともあるだろうけど、せっかくなのでとりあえず2ヶ月ほど別行動をとることにした。
 久しぶりに一人で気ままな旅ができるのは楽しみだ。一人だとそれだけ現地語を使う機会も増えるし、他のバックパッカーとも仲良くなれるだろう。できるだけ山田とは会わないように行動しよう。
 
 夜9時。日本のシティバンクに電話し、「ホテル日本」のファックス番号を伝えてすぐに送ってもらった。30分後に「ホテル日本」に電話すると、ファックスが届いたとのこと。この書類に必要事項を書き込んで、他の資料と一緒に日本に郵送すれば、一応僕の仕事が終わる。なんとか明日にはめどがたちそうだ。
 
 最近、写真が少なくてすいません。近場しか動いてないので、とくにカメラも持たずに行動してます。しばらくしてまた移動すれば、そんときは多少気合いを入れます。あしからず。
author:tiger, category:Chili, 18:28
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地球の裏側で麻雀
日本を出発してから46日目
ただいま3カ国目
チリのサンティアゴにいます


 今日は午前中に「ホテル日本」でファックスを拝受。これでようやく移動できる。嬉しくなったので、その足でバスターミナルに行き、明日のサン・ペドロ・デ・アカタマ行きのチケットをとってしまった。

 午後からはそのファックス用紙に必要事項を書き込んで、そのほかに必要なパスポートや航空券のコピーなどと一緒に日本に郵送した。これで僕の出来る仕事はとりあえず終わった。あとは日本のシティバンクがこの書類をもとに審査してくれるのをまつのみだ。

 頼むから無事に届いてくれよな。で、200万、ちゃんと返ってきてくれよな。
 
 あまり書くことがないので、今日は旅についてちょっと。

 旅をしていると、自分でも気の付かない間に旅生活に慣れていく。現地の生活に慣れていく。南米に入って1ヶ月になるけれど、日本とは違う生活が習慣づいたことは少なくない。

 たとえばトイレ。こちらのトイレは紙を便器に流さない。便器に置いてあるバケツのなかに紙をくるんで入れる。中には便座のないトイレもある。中腰でふんばるのは結構きつい。最初はかなり抵抗があったのだけれど、今ではもうすっかり慣れてしまった。

 それからシャワー。もちろん南米に湯船などないのでシャワーになるのだが、シャワー自体、お湯がでないものが多い。それは僕が安宿ばかり探して泊まっているので仕方ないことなのだけれど、今ではすっかり水シャワーに慣れてしまった。

 街中でも日本とは違うことだらけ。まず、ブラジルなどとくにそうだったが、路上生活者が多い。日本の路上生活者はあまり公衆の面前にふれないところでひっそりと生活を送っている人が多いが、こちらの路上生活者は人が集まる広場や通りで堂々と生活している。最初は嫌な気がしたが、不思議なもので最近は慣れてしまった。それを見ても普通に通りすぎれるようになった。

 あと、こちらではスーツ姿の人を見ない。いなくはないのだろうが、バスに乗っていても、電車に乗っていても、街を歩いていても、ほとんど目にすることがない。自分も編集の仕事をしているときは、特別な場合を除き私服でとおしていたのだけれど、南米の国々にはこの先も私服文化を貫いていただきたい。

 それから、こちらの人は雨が降っても傘をささない。普通にぬれているか、雨宿りしている。こちらの雨がスコールのようにいきなり降ってすぐにやむことが多いのが理由だろうか。

 まだまだいっぱいあるのだけれど、それはまた気がついたときにその都度ご報告するとして今日はこのくらいで。

 あと一つご報告しておかなければいけないことが。本日、久しぶりに麻雀をやった。日本を出発する2日前にしていらいだから約50日ぶりということになる。こんなにやらなかったのは麻雀をはじめて以来12年間で記憶にない。

 ちょうど宿に泊まっていた日本人4人でトランプをして遊んでいたのだけれど、この宿のオヤジが日本人で、談話室に麻雀卓がおいてあったので、せっかくだからちょっとやってみようかということになった。

 ファミコン専門の輩あり、昔家庭麻雀専門の輩ありで、暇つぶしにお金もかけずにやったのだけれど、これが意外に楽しかった。なにが楽しいって、牌に触れているだけで楽しい。チーソウを盲牌するだけで楽しい。

 地球の裏側で打つ麻雀はこんなところでいいなと思った。激しい麻雀はまた日本に帰国してから打てばいい。


とりあえず今日の昼食。

author:tiger, category:Chili, 18:30
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ついにサンティアゴ脱出!
日本を出発してから47日目
ただいま3カ国目
チリのサンティアゴにいます


 今日はいよいよ長かったサンティアゴを脱出する。サンティアゴには都合3回滞在したことになるわけだけれど、トータルすると9泊したことになる。9泊したわりにはほとんど街をまわっていないけど……。
 
 午後2時半にバスターミナルに行き、3時半にバスに乗る。目的地はチリのサン・ペドロ・デ・アタカマだ。ちょうど同じ宿にいた日本人バックパッカーのI君が同方向に行くということで、一緒のバスで移動することになった。

 所要時間24時間、丸一日がかりの移動になる。とういことは明日の午後3時半が到着時間になるわけだから、それまで時間をつぶしながら移動しなくてはならない。

 これまでも長距離バスの移動は5、6回してきているから、24時間といってもさほど抵抗はない。辛いのにはかわりないけれど、隣の席の人がいい人で、うまく時間つぶしができればなんとかなる。

 日があるうちは読書をしていればいいし、疲れれば寝ればいい、パソコンの充電のあるうちは日記を書いていてもいい。夜になれば音楽を聴く。音楽に飽きたらラジオを聴いている。

 今回の旅、特に嬉しかった餞別のひとつに音楽とラジオのデータというのがあった。これは友人Tにノートパソコンの設定をお願いしたときに、一緒に入れてくれたものなのだけれど、ジャパンポップの他に、「オールナイトニッポン」の面白いやつを1年分いれてくれた。

 これが、かなり役に立っている。ラジオ1本がだいたい2時間なので、眠れないときや長距離移動のときにちょうどいい。最近はナインティナインのオールナイトを聴いているのだが、今回の移動では計3本分聴いたので、6時間時間がつぶせたことになる。

 とりあえずラジオオタクのT君に感謝しておこう。

 というわけで、今日はずっとバス移動だったのでこのへんで。明日の夕方までこの移動はつづきます。




バスで通り抜けた町。
author:tiger, category:Chili, 18:32
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いきなり山田と遭遇
日本を出発してから48日目
ただいま3カ国目
チリのサン・ペドロ・デ・アタカマにいます


 今日もまた昨日からひきつづいてバス移動。延々と乾燥地帯を移動していく。ところどころに町があってトイレ休憩はするものの、ほとんど砂漠地帯でなにもない。

 バスは1時間遅れで午後4時半にサン・ペドロ・デ・アタカマに到着した。ここはすごく小さい町で、300メートル四方のなかに町の中心がほぼおさまっている。また、この地域はほとんど雨が降らないらしい。町じゅうが乾燥していて、砂塵が舞い散り、土壁でできた建物が立ち並んでいる。

 この町をたとえるなら、「北斗の拳」にでてきた「カサンドラ」といったところか。「鬼の泣く町」である。治安はよく、ほとんど観光業でなりたっているのだけれど、いつ砂漠から「牙一族」が攻め込んできてもおかしくない雰囲気だ。


犬も暑さにやられてた


こんなかんじの町並みです。

 バス乗り場にいた客引きに連れられていった宿は4人部屋のドミトリーで1人4000ペソ(880円)。店の奥にガーデンもあり、キッチンも使えるとのことだったのでここに決めてしまった。サンティアゴから一緒に移動してきたI君も同じ宿に泊まることになった。

 部屋に荷物を置くと、すぐに町にくりだした。狭い町なのであっという間に町を一周できる。あんまり暑いのでカロマス広場でアイスクリームを買っていると、店の外に見覚えのあるサル面がいた。

 山田だ。
 2ヶ月間会わない予定だったのに、3日ぶりで早くも遭遇してしまった。すでにボリビア入りしているかと思っていたのだけれど、話を聞くとゲリになって動けなかったらしい。結局ここアタカマ発のウユニツアーも一緒に行くことになってしまった。


民芸品売場。ここのはかなり色彩鮮やか。


店のおじさんは大の親日家でした。

 夕方はイースター島であまった食材を使ってみんなで食事をシェアすることになった。山田にI君、あと、街中でばったり出会った日本人旅行者のM子さんとも合流してワイワイガヤガヤやっていた。夜中はちょっと冷えたけど、なかなか気分のいい夜だった。

 食事も終わって部屋に戻ってみると、同部屋のチリ人の女性とスペイン人の男性がベッドで抱き合っている。もうちょっと帰りが遅かったら間違いなくやってただろう。さすがスペイン人は手が早いぜ。


今回のドミトリー。結構広い。


猫も住みついているもよう。
author:tiger, category:Chili, 18:35
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月の谷のサンセット
日本を出発してから49日目
ただいま3カ国目
チリのサン・ペドロ・デ・アタカマにいます


 今日は昼前に起きてまず旅行会社に行った。ウユニツアーの予約をするためだ。
 ウユニツアーは色々なパターンのツアーがあるのだが、僕の場合、ここサン・ペドロ・デ・アタカマからこのツアーを利用してそのままボリビアに入り、ウユニに何日か滞在する予定だったので、2泊3日のツアーを予約した。

 料金は40000ペソ。日本円で8800円くらいする結構いい値段のツアーなのだけれど(最近はこの料金を高いと思えてしまう)、2日分の宿泊費と3日分の食事費、さらにウユニまでの交通費が浮くうえに、いろいろな観光ポイントをまわってくれるので、お得といえばお得かもしれない。まあ、ウユニ塩湖はどうしても行きたい場所だったので、すぐに予約してしまった。

 アタカマで行われているツアーには、他にも砂漠をバギーで周るツアーや、間欠泉を見に行くツアーなど色々とあるのだが、ちょっと気になるツアーがあったので予約してしまった。

 そのツアーは「月の谷」を周るツアー。月の表面のような凸凹の地形をした土地を見たり、クリスタルでできた岩が密集するポイント、塩でできた地層が音を立てる岩場など、予想していたよりずっと充実したツアーだった。

 参加者は20人くらいいたのだが、日本人は僕一人。それでも参加者の欧米人やガイドのラディさんは僕に気を遣ってくれ、いろいろと話し掛けてくれた。日本人一人で参加するツアーはメンドサのボデガツアー以来だったけれど、言葉が通じにくいなかに身をおいてまわるというのも、それはそれでなかなか楽しい。

 最後は見事なサンセットを見ることもできた。写真がうまく撮れなくて、この情景をうまくお伝えできないのが残念だけど、機会があればぜひご来訪を。


月の谷


ミニグランドキャニオンみたいでした。


クリスタルが集まった岩です。


月の砂漠を〜♪


サンセットはいい。


サンセットはサンライズよりいい。

 夕方4時に始まったツアーは8時のサンセットを見て終了。8時半にはアタカマに戻って解散した。宿に戻ると、日本人仲間が料理のしたくをしてくれており、いたれりつくせりだ。

 スパゲティを食いながらビールを飲んで明日からのウユニツアーの決起集会が催され、会の終盤には同じ宿のギリシャ人女性クリスティーナも合流して、夜遅くまで盛り上がった1日だった。


クリスティーナ


この猫も住人のようです。

author:tiger, category:Chili, 18:38
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