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最後の最後で感動の再会!
旅日記第3部 《インド編》
旅を始めて70日目
現在、インドのヴァラナシにいます。


 今日でヴァラナシも最終日。2回にわたり計2週間滞在した聖地ヴァラナシは色々な人との出会いの場所だった。
 今日はいつもいく売店、いつもいくレストラン、いつもいくネットカフェをまわったあと土産物屋でアクセサリー類などを購入し、夕方の夜行列車までの時間を待った。


よく行くレストランの兄ちゃん


よく行く売店のおばちゃん


土産物屋の美人親子


 夕方5時、そろそろ出発の時間になってバックパックをとりに宿に戻る途中、売店で買い物をしているインド人に目がいった。
 あれ、もしかして……。

 そう、1ヵ月半前にヴァラナシで別れた少女の一人、アシャがそこで買い物をしていたのだ。

 ヴァラナシに戻ってきたのも、彼女に会うのが1番の目的だった。
 毎日朝からガンガーで観光客にポストカードを売り歩いている少女、8歳のアシャと12歳のモニ。ポストカードを1枚も買わない僕にチャイと朝食をご馳走してくれ、感動した僕は1枚10ルピーのポストカードを100ルピーで買った。
 毎日一緒にガンガーを散歩し、少女がインド人の若者に階段で蹴り飛ばされた時には、マジギレしてそのインド人をしばきまわした。
 最後にガンガーでお別れをしたとき、別れたあとも何も言わずに僕のあとをついてきた少女の頬には涙が流れていた。

 その2人の少女との再会を楽しみにヴァラナシに戻ってきたけれど、そこに彼女たちの姿はなく、てっきりもうヴァラナシにはいないものだと思っていた。

「アシャ、アシャでしょ?」
「オー、トモダチネ!」

 アシャは僕のことをはっきり覚えてくれていた。まさかヴァラナシを出る1時間前に偶然アシャと出会えるなんて……。驚きと喜びと感動でひどく興奮してしまった。
 話を聞くと、もう一人の少女モニは今はヴァラナシにはいないらしい。お母さんと別の土地にいき、2ヶ月後にまたヴァラナシに帰って来るという。アシャのほうも、観光シーズンではない今はポストカード売りをしていないらしい。

 出発までの時間はほとんどなかったけれど、すぐにアシャを連れて宿に戻り、バックパックに入れておいた写真とネパールのお土産を取り出して彼女に渡した。
 写真をみて嬉しそうな顔をするアシャ。その顔を見て嬉しくなる僕。
「モニに写真とお土産を渡してくれる?」と聞くと、「モニがヴァラナシに帰ってくる前に私はヴァラナシを出てしまうの。でも、友達に頼んで渡しておいてもらうから大丈夫」と言ってくれた。

 一緒に話した時間はわずか15分くらいだったけれど、本当に嬉しい再会だった。


アシャ。とても元気そうだった。


 感動の再会に興奮しながら宿を出て、リキシャでヴァラナシ駅へ向かう。19時15分の夜行列車に乗り込み次に向かうのはインド最終目的地、デリー。(寝台車SLで306ルピー、612円)
 デリーはインドアウトのためだけに立ち寄るので、ビールでも飲みながらのんびりしようと思っている。
author:tiger, category:インド編, 11:56
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