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南米童貞、一人感慨にふける
日本を出発してから2日目
ただいま1カ国目
チリのサンティアゴにいます


 成田を20日の19時に出発した便はアメリカのダラスを目指す。が、最初の目的地はアメリカではない。情熱の大陸、南米である。南米に直接行ける便がないため、ダラス経由なのだ。

 飛行機に揺られること10時間半(といっても、ほとんど寝ていた)。現地時間の20日15時半、無事アメリカのダラスに機体は着陸した。時差の関係で日本を出発した時間より早い。ちょっと得した気分にもなるけど、当たり前のことながら帰りは損する。というか、タバコも吸えない機内に10時間以上も押し込められているのだから、どうせなら、その時間ごとふっとばしていただきたい(自分でも言っていること理解不能)。

 アメリカには3回来たことがあるけれど、ダラスは初めて。といっても、経由で時間も中途半端なので空港内のみの滞在となる(最初に断っておくと、今回の旅、最初の国はアメリカではありません。経由地が最初の国というのは嫌なので)。

 とりあえず、急いでタバコの吸える場所を探す。ただでさえ飛行時間が長いのに、現在のアメリカは9・11のテロ以降、セキュリティーがめちゃめちゃ厳しい。目薬はダメ、シャンプーはダメ、髭剃りはダメとさんざん成田で尋問した上に(機内持込の話です)、本土に着いてからも何重にもチェックを受ける。

 やっとタバコが吸えると思って空港内をうろつくのだが、それらしい場所がない。

 仕方なく係りの人に聞くと、空港の外に出ないと吸えないらしい。寒い中、外で1本吸って空港内に入ろうとすると、また荷物と身体のセキュリティーチェックを受ける。

 そこまでしてタバコを吸わなくてもいいでしょ、と思われる嫌煙家のみなさん、誠にもってその通りでございます。でも吸いたいのでございます。
そういえば、同じように、タバコを吸うためだけに空港の外に出てきた人がいたが、皆、ライターを没収されていて、タバコはあっても火がない。たまたま見送りに来ていた老人がライターを持っていて、人気者になっていたのにはウケた。
 
 で、ようやく一息ついたあとで、大事な仕事にかかる。
 山田捜索だ。
 あわててネットカフェでメールを探す。が、空港内にネットカフェはないという。理由はよくわからんが、これもセキュリティー上の問題だろうか?

 何はともあれ、これで山田との連絡手段は無くなったわけだ(あとで気づいたのだが、国際電話をしようという考えはその時全く浮かばなかった)。あきらめてアメリカ定番のマックで夕食をとる。


ビックマックセット(5ドル30セント)。コーラはこれでレギュラーサイズ。

 ダラスを20日の21時20分に離陸した飛行機は最初の目的地、南米はチリのサンティアゴを目指す。チリといえば、チリワインとチリサーモンを思い浮かべるくらいで、特に印象はない(みなさん何かありますか?)。あるとすれば、あの細っそ長い国土くらい。

 離陸して10時間後、いよいよ飛行機はチリの首都サンティアゴに着陸。暑い。それはそう、南半球は今、夏なのだ。上着を腰に巻き、空港へ。

 着いたのは現地時間で21日の午前10時半だけど、結局日本をたってから26時間もたっている。あー疲れた。

 今回は入国審査も簡単に終わり、空港の外に出る。初めての南米の地は心地いい。空がいっぱいに広がっていて、遠くに見えるのが夏なのに白い衣をまとったアンデス山脈。勝手にこれが南米の空気だと決めつけて、思いっきり深く深呼吸する。うーん、満足。久しぶりに吸った1ミリのマイルドセブンで頭がクラクラし、さらに絶好調だ。


後方に薄っすらとアンデスが・・・


サンティアゴ空港の灰皿

 思う存分一人で感慨にふけっていたら、ひとつ大事なことを思い出した。
 山田だ。
 いつの間にか一人旅をしている気分になっていた(山田、ごめん)。
 空港内のネットカフェでホットメールを確認すると、来てる来てる、山田のメール。

 なんでも人身事故で電車が動かなくなり、慌てて車に乗ったら大渋滞、途中で電車に乗り換えて空港に向かったが、ぎりぎり間に合わなかったらしい。なんとか明日の同じ便でチリまで来れるという。そうかそうか、勝手に寝過ごしたとか思っててごめんね。

 とりあえず、明日空港に迎えに出るからというメールを残し(といっても、チリに来るまでメールは見られないんだけどね)、空港バスで市内に向かう。

 市内に着くと、まずは安宿街に。いくつかあたりはつけていて、最初に入ったとこの値段と部屋を見せてもらい、即OK。「レシデンシアル ロンドドレス」という安ホテルだ。バスが部屋についていなくて共同だったけど、部屋はなかなか小奇麗。シングルルームで一泊7000ペソ(日本円で1500円くらい)だった。最初はドミトリーにしようかと思っていたけど、最初だし疲れているからと簡単に予定を変更した。


ホテルの入り口、というより通用口っぽいけど。


ほぼベッドのみの部屋。でも天井が高い。なんかいい。

 すぐにシャワーを浴びて市内探索。市内の様子については明日にでも書くとして、夜中の10時頃、遅い夕食をホテルにほど近いジャンクフードの店でとった。最初は一人でビールを飲みながら南米に浸っていたが、じきに隣の席にいた現地の家族と仲良くなった。

 両親とおじさん、それに子供が2人だと思っていたら、どうもその子の親は別の人で夫婦だと思われた人も夫婦ではないらしい。スペイン語が通じず、ほとんどわからなかったけど、とにかく人の温もりに触れて楽しくなった。

 まだよくわかってないけれれど、チリの人は気さくで優しい。街もいい雰囲気。最初の異国の地で初日からいい思い出ができたと幸せな気分でホテルに戻れた。


さすが南米、みんなノリがいいぜ!
author:tiger, category:Chili, 14:26
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