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アーグラに移動する
旅日記第3部 《インド編》
旅を始めて9日目
現在、インドのアーグラにいます。


 朝8時半に起きて、パッキングをする。日本人旅人3人と朝飯兼昼食を食いに行き、宿に戻ってディーパックさんと話をし、11時前に宿を出た。


ターリー。


 次に向かうのはアーグラ。アーグラといえばタージマハルだ。
 駅に着いてアーグラ行きの切符を買おうとすると、インド人に呼び止められた。

「外国人はここでは買えないよ、ここはインド人専用だから」
「えっ、そうなの?」
「あっちにある青い看板のビルの2階で販売しているからそっちへ行きな」
「アーグラなんだけど、一番安いのでいくらするかな?」
「アーグラなら300ルピーだよ」
「あっそ、じゃあね〜」

 なるほど。こうやって外国人旅行社に高いチケットを買わせているのか。確かに外国人旅行社専用のチケット売り場は別の場所にある。僕はその場所をよく知らなかったから、あやうくだまされるところだったけど、300ルピーと言われてすぐに分かった。
 昨日、ディーパックさんに値段の相場を聞いていたし、インド人専用の窓口でもチケットを買えると教えてもらっていたからだ。

 窓口に並んだのは11時すぎ。11時半の列車があったから、何とか乗りたかったんだけれど、僕の順番がきたところで窓口のパソコンが故障した。10分以上待たされて、結局11時半の列車に間に合わず、14時15分の列車に乗ることになってしまった。
 本当は自由席に乗って現地人の様子を観察したかったんだけど、自由席が70ルピーくらいに対して、寝台車の指定席が121ルピー(242円)と安かったので、そっちのチケットを購入した。

 特にやることもなかったので、駅のホームで列車を待つことにした。僕はこういう時、よくiPodでラジオの録音を聞く。海外に出るたびに餞別にAMラジオの録音データを大量にくれる友達がいて、それを聞いていると2、3時間なんてあっという間に過ぎていく。
 今日聞いていたのは「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」。今回はちょうど特番の「猪木祭り」をやっていて、ゲストが春一番、あんときの猪木、アントニオ小猪木の3人だった。実にくだらない内容だけど実に面白かった。

 ホームで待っていると、前の列車が出発した。指定席は普通に乗客が座っているが、端っこの自由席はインド人でぎゅうぎゅうだった。列車が動き出しているのに、乗車口には無理やり乗ろうとする乗客がはみ出している。
 子供を抱いたおっさんがなんとかホームから足を離して乗り込み、僕の前を通り過ぎた。危ないなあと思っていたら、それから10秒後、アクシデントが起きた。内側から押された勢いで子供がホームに落ちてしまったらしい。周りの人が集まり大きな取り巻きができる。泣きながらかけよる女性もいる。
 それでも列車は停車することもなく、そのまま走り去っていった。しばらくの間、周囲は騒然としていたが、子供はどうなったんだろうか。インドの列車おそるべし。自由席に挑戦するのはもう少しあとにしようかなと思った。






 定刻を20分遅れて列車は発車した。なかなか列車が来ないと思っていたら、ホームの反対側の6番ホームに僕の乗る列車がすでに止まっていた。切符を買ったときには7番ホームになっていたはずなのに……。このへんはさすがインド、気が抜けない。

 寝台列車の指定席は至って快適だった。窓外を見ながらガイドブックを見ていたらいつの間にか眠ってしまい、4時間の列車の旅はあっという間に過ぎていった。




駅の社内売り。これはさっぱりしてて美味かった。


 アーグラに着いたのは午後6時半。そこからリクシャと値段交渉して、70ルピー(140円)で、タージマハルの目の前のホテルまで移動した。目をつけていた「カマルホテル」はシングルが満室で駄目だったけど、リクシャのおっさんがいい人で、近くの安ホテル「サイ・パレス」に案内してくれた。
 トイレ・シャワー付のシングルルームが1泊200ルピー(400円)。屋上からタージマハルも見えるので、なかなかいいホテルのようだった。

 フロントで勧められたツアーは断った。値段はそんなに高くなかったけど、自由に周りたかったので。明日は朝早起きしてタージマハルとアーグラ城を観光するつもりだ。





今回の部屋。一泊200ルピー。
author:tiger, category:インド編, 19:18
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