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デリーでホーリーを体験する
旅日記第3部 《インド編》
旅を始めて6日目
現在、インドのデリーにいます。


 今日はホーリー。朝7時に起きて昨日一緒に前夜祭に行った2人の学生パッカーを見送った。日程の都合で今日のホーリーには参加できず、ネパールに移動するらしい。ちょっともったいないけど、昨日しっかり色づけされたから十分ホーリーを満喫できたのではないかと思う。

 ホーリーは午前中から始まるはずなのにメインバザールの朝は静かだった。それもそのはず、ほとんどの店がホーリーにそなえて閉まっていたからだ。
 閑散とした通りを歩いていると、そこで仲良くなったインド人の兄ちゃんにチャイをごちそうしてもらい、「日本人の彼女がいる」という聞きたくもない話をたっぷり聞かされてしまった。
 10時になってもメインバザールはあまり盛り上がっていなかった。本当はホテルの屋上から色水をぶっかけてから町に出ようと思っていたのだけれど、あまり人通りがなかったので、いつもの路地に行ってみることにした。

 路地にはすでに顔面アートのインド人がウロウロしていた。
 ガキんちょも、若者も、おっさんも、老人も、色のついた粉の袋を持っていて、僕に手招きをしてくる。そして、おでこにその粉をつけてくれ、「ハッピーホーリー」といいながら抱擁、もしくは握手をする。
 意外にも礼儀正しい儀式でないかと思っていたら、顔見知りにガキんちょたちに会ったとたんに水をかけられ、色スプレーをかけられ、顔面をぐちゃぐちゃに塗りたくられた。


いちばん仲良しの子




 ものの1分でひどい姿にされてしまった。そして、顔や服が汚れたのを皮切りに周りのインド人の反応が一変した。「ああ、こいつは汚しても大丈夫な奴なんだな」。そう思われたんだろう、それからはどこに行っても集団砲火を浴びてしまった。
 インド人4,5人のグループがバケツで色水をかけ、羽交い絞めにして顔面を色粉と絵の具で何重にも塗りたくってくる。路地の両側の建物からは水風船をぶつけられ、原チャリに乗ったインド人はすれ違いざまにスプレーをかけてくる。










 2時間ほど町をふらつくと、顔面はもう、日本人の原型をとどめていなかった。耳と目もスプレーでやられたので、いったんホテルに帰ってシャワーを浴びることにした。
 いったん洗うと、もう外に出るのがいやになる。でも、ほとんど写真が撮れなかったので(どこから攻撃を受けるかわからないので、水と粉が怖くてデジカメが出せなかった)、ちょっと休憩したあと、もう一度町にくり出した。






欧米人旅行者たちも参加


 最初は順調。まだ顔の汚れていない欧米人の後ろにくっつきながら歩き、危険な全身アート軍団の写真をゲット。今回はいつもの路地には行かなかった。ある程度写真も撮れてあとは帰るだけ。もうシャワーを浴びなくてもいいかと思ったら、最後の路地でやられてしまった。
 2人組のガキに色スプレー攻撃をうけて顔をかばっていると、横の路地から現れた兄ちゃんに赤い粉を袋ごと顔面にかけられた。グレートカブキの毒霧よろしく、顔面が真っ赤に染まってうろたえていると、最後の刺客が路地から飛び出し、とどめに生卵をぶつけられた(それは反則だろ!)。
 最後に散々な目に遭ったけど、それもまあハッピーホーリーということで。


 このホーリーは地方では前後3日ずつを入れて1週間つづけるらしい。デリーは都市なので夕方にはいつものデリーに戻っていたけど、こんなんが1週間も続くのはさすがにきついなと思った。

 何はともあれ、ホーリーを楽しめたことは本当にラッキーだった。無茶苦茶なお祭りではあったけれど、いろんなインド人と触れ合える貴重な経験ができたと思う。

 ハッピーホーリー! 


・本日むかついた回数 0回
・本日キレた回数 0回


author:tiger, category:インド編, 16:46
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