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帰国後ぁ禝鐃潅蓮
《番外編・日本帰国後ぁ

 少しだけ変わってた日本、何もかわらない友人たち



 日本に帰って自分は何を思うのだろう?


 これは旅中も楽しみにしていたことだった。一足先に日本に帰国していた旅仲間からは、

「やっぱり日本は最高です。自分は日本人だって思いましたよ」

「なんか物足りないんですよねえ。またすぐ旅に出たい気分です」

「最初帰ってきたときは満員電車に乗ってる人の顔を見ると違和感を感じていましたけど、不思議なもんで、働きだすとそれにすぐに慣れちゃうんですよねえ」

 なんていうメールをもらっていた。


 で、僕はどうだったかというと、「よくわからん」というのが正直なところだった。
 日本に帰りたいなあと思って日本に帰ってきたわけではないし、まだ働いていないし、日本でもパッカーみたいなことをやってるし、これからすぐに海外に行ってしまうし……。
 早く働きたいという願望もあったのだけれど、今は今しかできないことをやっておきたいという気持ちのほうが強い。まだまだ客観的に日本を見れていないので、その答えは次の帰国後ということになると思う。


 それでも日本に帰ってきて、少しくらいは変化があった。

 まず驚いたのが、「パスモ」。こんな便利なものができているなんて! 「スイカ」で地下鉄にも乗れるなんてのも知らなかった。日本はどんどん便利になっていく。そして便利になるのと同じだけ不便もふえてくる……。

 次にプロ野球。上原がストッパー、1番高橋由伸という布陣でペナントレースを戦った巨人はペナントレースを制したらしい。この思い切った起用法を用いた原監督は巨人(読売)という組織のなかでよくやったと思う。今回の外国人引き抜きによる大型補強は毎度のことなので驚きはしなかったけれど……。
 ついでに書いとくと、落合監督の号泣にも驚いた。選手時代はそんな感じを微塵も見せていなかったのに。


 そんなところだろうか。
 次に、1年ぶりに再会した友人たちだが、彼らは何もかわっていなかった。
 生活もそうだし雰囲気も温度もそう。たぶん少しは変わっているのだろうけど、自分のこの1年があまりに変化に富んだものだったので、そう思えたのかもしれない。
 東京に出てきてからの故郷を思う気持ちに似ているけれど、やはり旅人もずっと旅人ではいられない。旅中、「帰る場所」があることがどれだけ心の支えになったことか。
 そういう意味で友人が全く変わっていなかったことは本当に嬉しかった。


 最後にひとつ付け加えておくと、日本に帰ってきて一番落ち着いた場所は前の仕事場だった。
 東京の住居はひきはらっていたし、実家は僕のいない間に引越ししていたこともあるけれど、昔のデスクに座ったときが一番安堵できた。このままデスクの電話をとって仕事を始めても何の違和感もないほどだった。
 やっぱり僕は仕事が好きなんだなと思う。それを確認できたことは大きい。


 今度帰国したときはいったい何を思うのだろうか。
 


やっぱりここが一番落ち着く。



author:tiger, category:日本帰国後, 02:39
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