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帰国後<再会>
《番外編・日本帰国後》

 世界中で出会った旅仲間と日本各地で再会!



 これだけ多くの人間と、しかもさまざまな人間と出会えた1年間は編集者時代を含めても経験がなかった。そんな旅人と日本で再会。


 まず一発目は帰国日に成田に迎えにきてくれたP君。旅の最終日のブログにも書いたけど、約束もしていない突然の再会だったので驚いたし本当にうれしかった。

 その2日後にはヨルダンで会ったYさんと東京で再会。彼とはヨルダンで会ったときにはそんなに話をしていなかったのだけれど、別の旅仲間が共通だったこと、同じロッテファンだったことから帰国間近にメールで仲良くなった。
 昼間に会って新宿の高層ビルが立ち並ぶオフィス街の真ん中に行き、コンビニで買ったビールで乾杯。これこそ旅人の再会ではないだろうか。スーツを着てタバコを吸いに出てきているサラリーマンに冷ややかな目で見られているのも、なぜか心地よかったりした。

 翌日からは金券ショップで安く買った青春18切符を使って1日1900円で実家の島根に向けて列車旅。初日は大阪まで移動して、その日に連絡のついたJ君と再会。彼はエジプトで出会った学生パッカーなんだけど、家に泊めてもらって、あろうことか飯代からなにからすべておごってもらった。こっちはひと回り近くも年上なのに……。

 さらに翌日は広島に移動。グアテマラで出会ったMさんの家に2泊させてもらい、昼間から酒を飲んで手料理をご馳走になった。


Mさんの手料理は美味かった。


 島根の実家には5日滞在。親戚の家に行ったり、旅中に世界遺産になったという石見銀山に行ったりしてここでも精力的に動いていた(箱根駅伝とニューイヤー駅伝のビデオを全部見たのであんまり眠れなかった)。
 日がないので友達にも全く連絡していなかったのだけれど、弟から帰っていることを聞いた高校時代の友達が急遽集まってくれ、夜中の3時までスナックで飲みあかした。
 僕以外はみんな翌日仕事があるのに本当に申し訳ない。


世界遺産になった石見銀山。


 慌しく実家をあとにすると、今度は名古屋でダハブ同窓会。エジプトの紅海の町ダハブで一緒にダイビングをやった仲間が集まって居酒屋で盛り上がった後、男4人で朝までカラオケ。今回の旅で一番長く一緒にまわったヒロシ君ともここで再会した。

 お次は神戸に逆戻り。メキシコで会ったNちゃんと再会し、翌日はペルーで会ったKちゃんと再会。Kちゃんが連れてきた旅仲間Eちゃんは僕も会っているはずだと言っていたのに実は数日ずれていて初対面だった。それでも旅好きということもあって盛り上がる。このへんはいいかげんで面白い。
 さらに大阪ではブルガリアで出会ったMさんと再会。家に泊めてもらって、一緒に天神橋筋商店街を散歩した。


天神橋筋商店街。


 つづいて名古屋に移動。イースター島とエジプトで出会った若さんと再会する。つい最近仕事を始めた若さんは久しぶりの仕事に疲れ果てていた。「いや、サラリーマンはキツイですよ」という言葉がやけに耳に残った再会だった。

 東京に帰ると、チェコで会ったN、アメリカで一緒にドライブしたH君、ハンガリーで出会ったSちゃん、同じくハンガリーで出会った「地球の歩き方」の編集者Kさんと再会。さらにボリビアで出会ったスポーツ好きのMさん、ブラジルで会ったN君、チリで会ったI君、ベトナムで会ったAちゃんとも再会を喜びあった。

 なかでも一番印象的だったのはブラジルのサルバドールで一緒にカーニバルに参加したメンバーたちだった。再会の場所はもちろんブラジル料理店。奇しくもその日はブラジルでカーニバルが行われている時期だった。
 一年ぶりに地球の裏側で再会。こんなことってあるのだろうか。
 強盗集団にぶん殴られて病院送りになったT君も、学生で南米を1年まわっていたJ君も、京大とオックスフォードの修士を取得している実は天才のK君もみんな元気そうだった。
 アメリカ以来おとさたのなかった山田のとも久しぶりにここで再会した。あいかわらず軽い感じだったけど、旅中はいろんなことに巻き込まれて面白い旅をしていたみたいだ。
(もう一人のメンバー、我らがマドンナKちゃんは残念ながらシンガポールから電話での参加)


T君はなぜかブラジル人女性にモテる。


 まだまだ会いたい旅仲間はたくさんいたのだけれど、今回はこれが限界。残りの旅仲間には北京に来てもらって、そこで再会することにしよう。


 日本にいた仲間とも1年ぶりの再会をはたした。
 大学時代の麻雀仲間が「帰国祝い麻雀大会」をひらいてくれたり(最初の半荘の東一局でいきなり国士を上がったのには自分でも驚いた)、大学の教授が現役生やOBを集めてくれ帰国祝いをしてくれたり、元職場の先輩や後輩の編集者が飲みに連れて行ってくれたり、昔のバイト仲間がみんな伴侶付きで集まってくれたり……。
 
 仕事で知り合ったクラシック指揮者の齊藤さんには旅中もずっと応援してもらっていて、福井まで泊りがけで行って越前ガニをごちそうしてもらった。こんなに美味いカニは今まで食ったことがなかった。
 感無量……。生きて日本に帰ってこれて本当によかったと思った。


福井の冬は寒かった。


美味すぎてヤバい。



 やっぱり旅も人生もなんだかんだいって「人」なんだなあと思う。嬉しいことも、悲しいことも、楽しいことも、腹のたつことも、全部「人」。
 これだけいろいろな人に出会えて、これだけいろんな人と再会できて、本当にうれしくてたまらない。世界一周をして本当によかったなあと思う。



author:tiger, category:日本帰国後, 04:05
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