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元旦からゴーゴーバーへGO!
日本を出発してから347日目
ただいま39カ国目
タイのバンコクにいます


 明けましておめでとうございます。

 ずいぶんと遅いご挨拶になってしまった。このブログを書いているのは2月下旬。これまでは何とか追いつこうと頑張ってきたのだけれど、オンタイムでお届けできないもどかしさと、もう少しちゃんと書きたいという葛藤にさいなまれているうちに時間だけが過ぎてしまった。
 やっぱり毎日書くっていうのは大変だ。新聞連載をしている作家の人には頭がさがる。仕事といえばそれまでだけど、毎日毎日よくもまああんな精度の文章が書けるもんだ。

 でも駄目だなあ。ぜーんぶ中途半端。自分でも嫌になってくる。とりあえず旅の最後までは書ききるつもりだけれど……。

 と、新年早々(ではないのだけれど)自己嫌悪な文章から始まってしまった今回のブログ、旅のほうは楽しくやっているのでいましばしのお付き合いを。



 というわけで、今日は1月1日。気持ちも新たに残りの旅を楽しもうと思い、新年早々ゴーゴーバーにくりだした。
 ゴーゴーバーとはおねえちゃんがステージの上で踊っていて、指名して一緒にお酒を飲めるところ。そして、そのおねえちゃんとそのあと遊べるところ。というところまでは知っている。
 が、そこまで。バンコク初心者の僕にはどこにそのお店があって、そこでどうすればいいか全くわかっていない。
 でも、せっかくバンコクに来たんだからゴーゴーバーには行ってみたい。最近はゴーゴーバーも観光名所みたいになっていて、女性やカップルも足を伸ばすらしい。いわばバンコクの代名詞みたいな場所だ。
 どうしようかと悩んでいたのだけれど、ちょうどいい助っ人を見つけてしまった。昨日再会したトオルさんだ。

 彼はその手のお店には通じているらしく、今回はM子ちゃんと一緒なのでどうかと思っていたのだけれど、彼女も寛大で、

「行こう行こう、私も行ってみたい!」

 とノリノリだった。これで万事解決。新年早々ゴーゴーバーというのも勢いがあるみたいでいいではないか。


 夕方昨日と同じように待ち合わせをして3人で屋台へ。今日は昨日以上にいろいろ食べた。お粥、ヌードル、鍋、炒め物、焼きそば、クレープ……。
 屋台を何軒もハシゴして食べ歩いたのだけれど、驚いたことにトオルさんが本当によく食べる。今まで見た大ぐらいのなかでもトップレベルだ。気がつけばどこからか食い物を買ってきて頬張っている。でも、彼がいてくれるおかげでいろいろな物が食えていい。屋台のメシが美味いバンコクでは特にいい。


M子ちゃんの頭にあるのは猫の耳です(断固として鬼の角ではありません)。




こんなのや、


こんなのも食ってみました。


 腹ごしらえがすんだところで、いよいよゴーゴーバーへ。ゴーゴーバーは3箇所くらい有名な場所があるらしいけれど、そのなかでも一番賑わっているパッポンという場所がおすすめらしい。僕は何もわからないので、言われるままそこに行ってみることにした。
 移動はもちろん今日もトゥクトゥクだ。


 パッポンは日本の歌舞伎町を思わせるようなネオンに包まれた繁華街だった。歌舞伎町と違うのは、道幅がそれより狭く、その通路に土産物や日用品の屋台が並んでいることだろう。そのぶん雑踏感があり、無数にあるゴーゴーバーから流れてくる音楽がさらに町を賑やかにしてくれている。
 とりあえずいろいろ見てみようということで、声をかけられた店をのぞきながら値段と女の子を観察していった。

 途中で強引な客引きにつかまって、いろいろな店に連れて行かされた。全部で5、6軒まわったのだけれど、それがいかがわしげな店ばかりだった。
 ある店は2階の奥まった場所にあり、薄暗い照明のあやしい店だった。
 ピンポンができるというので何かと思えば、女の子が素っ裸になってアソコにピンポン玉を入れ、それを発射して客が打ち返すという実にくだらない企画だった。
 ここまで露骨に裸を見せられるとさすがに萎えてしまう。くだらなすぎてちょっとウケたけれど……。

 そういうお店はちょっと様子を見て、早々に退散。座ってオーダーするといくらボったくられるかわからないのでやめたほうがいいとトオルさんが教えてくれた。
 さすがこの道のプロ。頼りになる。(こんなこと書いていいのだろうか……)

 結局、パッポンのなかでも人気のある「キングス」というゴーゴーバーに入ってみることにした。
 店の中に入ると、中央のステージでレオタード姿の女の子が10人くらい踊っていた。身体にはナンバープレートが貼り付けてある。これを見て客が指名するのだろう。曲が終わるたびに何人かの女の子が入れ替わり、そのなかには指名されてお客さんのもとにいく女の子もいる。
 みんなスタイルがよく、なかなかの美形だ。タイの娘は本当に綺麗だ。日本人の男性がこぞってバンコクに行き、現地人女性と遊びたがるのも分かる気がする。実際にこの店にも日本人男性のお客はたくさん混じっていた。

 ただ、この中には結構な数の男性も混じっているという。タイは同性愛者が多く、その多くが手術済み。つまり、見た目も身体も女性と一緒なのだ。僕らがふつうにイメージしているオカマとは違って、みんな女性と変わらないかそれ以上に綺麗なので全く見分けがつかないらしい。
 旅中に知り合ったT君はタイで女を買ったところ実は男で、裸にしたらモノがついていたらしい。「どうしたものかと思ったけれど、すでにお金を払っていたし、勢いでやっちゃいました」。衝撃のカミングアウト。ここでは彼の名誉のため、タイの男はそれほど美しいということにしておこう。

 ゴーゴーバーの料金はというと、飲み物代のみ。ビール1本がだいたい100バーツ(300円)くらいなので、1本だけ頼んで見ているぶんには100バーツで済む。時間は無制限、いつまででもいれる。
 女の子をよこにつけると女の子の飲み物代もこちらがもたなければならないのだけれど、結局のところ、女の子を買わなければたいしてお金はかからないらしい。
 女の子の料金はまちまちで、相場は2000バーツくらいだそうだが、お店にも500バーツくらい払わなければいけないみたいで、自分と女の子の飲み物代も含めると合計で3000バーツ(9000円)近く必要になるようだ。
 日本とくらべれば安いけど、でも結構いい値段だ。(旅人にすればかもしれないけれど)

 店内の雰囲気は嫌いではなかった。女の子を見ているだけでも面白い。でも、確かにみんな綺麗だけれど、綺麗すぎて僕にはちょっと敷居が高かった。
 僕の好みは花屋で売っているバラの花ではなく、道端に咲いているタンポポなので……。(そんなことどうでもいいか)
 途中、一人の女の子を指名した。メガネをかけた健康的な子で、彼女だけレオタードを着ておらず、私服のまま楽しそうに踊っていた。3人の間に座ってもらって話を聞いたのだけれど、彼女は数年前に日本に住んでいたらしい。
 東京でマッサージの仕事をしていたらしく、そこで知り合った日本人男性と結婚したのだけれど、1年ほどで別れたという。なるほど日本語も流暢だった。
 普通に見ても日本人とあまりかわらない。タイの女の子も日本人の男性は優しいので好きという子が多いと聞くが、日本人の男性もこの手の女の子が好きなのだろう。

 彼女に別の指名がかかったところで、もうゴーゴーバーはいいかと思い店を出ることにした。かかった金額はというと、女の子の飲み物代をいれて240バーツ(750円)。飲み物代もそれほど高いというわけではないので、結局ゴーゴーバーは売春目的のお店なのだろう。
 でも、ゴーゴーバーに行けたのはよかった。ゴーゴーバー自体の雰囲気も面白かったし、パッポンの町の雰囲気も楽しかった。ここには夜の遊びがつまっている。セックスバーがあったりボクシングバーがあったり、くだらないピンポンバーなんてのもあったりする。
 もちろんお洒落な飲み屋も多いし、近くにタニヤという日本人町もあって歩いていると日本の銀座と錯覚してしまいそうになる。
 ガイド役をつとめてくれたトオルさん、ありがとう。ついてきてくれたM子ちゃん、ありがとう。でも、今度は男数人で酒を飲みながらこのあたりの店をハシゴしてみたいな。東京の歌舞伎町を練り歩くように……。


 女性の方も風俗に興味のない方もバンコクに来たなら一度ゴーゴーバーに行ってみてはどうですか。タイの文化の一端が垣間見れますよ。

(本当にやってないのかと勘ぐる人がいるかもしれませんが、誓って買ってません。ここでムキになって否定する必要はないのだけれど)

 ※ゴーゴーバーは写真撮影禁止のため残念ながら写真なしです。それ以外の町の写真は……すみません、撮るのを忘れてました。


タニヤは日本語の看板だらけ。




author:tiger, category:Thailand, 04:17
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