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マサイの彼女ができました。
日本を出発してから310日目
ただいま31カ国目
ケニアのナマンガにいます


 今日は町を探索することにした。

 朝方K君が何を思ったか、いきなり「俺、髪編んできます」と言い出したので一緒に美容院へ。短い髪を無理やり編みこんでもらったので、痛いわ、編みこめないわで、これはあえなく失敗に終わった。


こんなかんじが……。


こんなかんじになって……。


こうなっちゃいました。

 つづいて露天街を歩いてみる。気さくに声をかけてくる現地人男性、アイコンタクトでこちらに興味シグナルを送ってくる現地人女性、なりふりかまわず土産物を売りつけてくるマサイのおばはん、そして元気な子供たち……。



 ここの人らと触れ合っていると、本当に飽きない。やっぱり都市よりも小さい村のほうが面白い。
 子供たちとしばらく遊んで、さらに露天を探索していくと、店のおっちゃんに、

「ウェルカム、タンザニア!」

 と声をかけられた。
 あれ、ナマンガってケニアじゃなかったっけ? と思っていたら、いつのまにか国境を越えてタンザニアの国土に足を踏み入れてしまっていたらしい。
 国境を越えたのも気づかなかった。村人に聞くと、向こうの棒とこっちの棒をつないだラインが国境なのだそうだ。実にいい加減でよろしい。

 夕方からはマサイのおばちゃん集団のなかにどっぷり浸かって、土産物攻撃を避けながらのんびり話をしていた。
 最初はうざったいなあと思っていたおばちゃんマサイの集団も、仲良くなると違うもので、ブレスレットや指輪をタダでいくつもプレゼントしてくれた。
 写真を撮るのも普通は1ドルとか2ドルとかいって金を取ろうとしてくるのに、タダで何枚も撮らせてくれ、おまけにしっかりポーズまでとっていた。奴ら、何気に写真慣れしているみたいだ。
 自分の写った写真をモニターで見て、これはダメだとかこれはイイとか言ってくる。このへんはやはり女性なのだろう。




この右手がポイントらしい。




彼女には長老の貫禄が……。


 疲れたので、売店でソーダを買って座って飲んでいると、ある家族連れと仲良くなった。
 何か日本のものをくれと言われたのだけれど、あいにく日本を離れて長いので何ももっておらず、持っていた輪ゴムで手品をやって見せると、周りのおっさんたちまで入ってきて、大手品大会になってしまった。







 そのなかに一人、若くて綺麗な女性がいた。僕にしつこく土産物を売っていたおばさんの娘らいのだが、身に着けているものも外見も全くマサイっぽくはない。彼女の名前はマリアン。歳を聞くと16歳だという。
 とてもそうは見えない。すっかり大人びていて、日本人だったら25、26といったところだろうか。

「ボーイフレンドはいるの?」

 と聞くと、「いない」と言う。いい男がいないというのがその理由らしいが、「もったいないなあ、早く見つければいいのに」と言うと、

「それじゃ、あなたは私の日本の彼氏ね」

 と言われてしまった。日本の彼氏か……。それじゃ、こちらからすると、「マサイの彼女」となるわけで、これはなかなか面白い。
 断る理由もないので、すぐにオッケーしてしまった。たぶんもうこの地に来ることはないと思うし、彼女が日本に来ることもないとは思うけど……。


マリアン。



 というわけで、マサイの彼女ができました。30分ほどラブラブでした。アドレス交換もしときました。

 明日の朝にはこの地を出発する。楽しかったナマンガの村ともできたばかりの彼女ともお別れだ。
 
author:tiger, category:Kenya, 13:39
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