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タンザニア領ザンジバル
日本を出発してから278日目
ただいま30カ国目
タンザニアのストーンタウンにいます


 今日は12時のフェリーでダルエスサラームからザンジバルにわたる。ザンジバルといえばビーチが有名で、ここのビーチが世界で一番きれいだという旅人も多いらしい。
「ここではひさしぶりにのんびりするぞ」とはりきって午前中にサンダルを買いにいってきた。サンダルはブラジルで買ったものをこれまで大事にはいてきたのだけれど、ハンガリーの「アンダンテホステル」に忘れてきてしまった。
 あそこの宿にはお世話になったので、置き土産といいたいところだけれど、かなり使い込んでボロボロなので、たぶんもう捨てられているだろう。

 サンダルを買おうと町を歩いていると、陽気な兄ちゃんが「どうしたんだい?」と話しかけてきた。こういう場合、エジプトや中東などでは相手にしてはいけない。ちょっとでも世話になると、すぐにバクシーシ(チップ)を要求してくるからだ。
 売店の人や警備員に、こちらの方からきくというのが安全でいいのだけれど、今回はなぜか「まあ、いいか」と思って、「サンダルがほしいんだけど」と言ってしまった。

 彼は「まかしとけ」と言って近くの商店をまわってくれた。が、ろくなものがない。これからの旅でも使わなければならないので、「もっといいやつがほしい」というと、20分くらい歩いて、町の市場まで連れて行ってくれた。

 この市場がすごかった。黒人だけしかおらず、熱気というか、人間臭さというか、黒人温度というか、とにかくムワーっとしたかんじの場所だった。ちょっと目が血走ったようなやつもいて油断できないのだけれど、おもしろくて仕方がない。
 すごく写真がとりたかったのだけれど、カメラを出せる雰囲気ではなかったので今回はやめておいた。ダルエスサラームにはまた戻ってくる。今度来たときに再チャレンジしてみよう。
 サンダルは市場のはずれにある小さい店で10000シリング(1000円)のものを購入した。ものもよく、履き心地もなかなかいい。この旅はこのサンダルで最後まで大丈夫だろう。

 話はそれるが、日本を出て9ヶ月もたつと、僕の装備もそのほとんどが外国産のものにかわってきた。かなり前にも書いた気がするけど、僕の今現在の装備をみてみよう。

・サンダル→タンザニア
・ジーンズ→モロッコ
・ベルト→キューバ
・靴下→ポーランド
・パンツ→ブルガリア
・Tシャツ→ヨルダン
・財布→モロッコ
・ミサンガ→エジプト、ボリビア、メキシコ
・デイバック→メキシコ
・コンタクト→ブルガリア

 といった感じだ。もちろん今着ていない衣類もほとんどがこの旅中に購入したものだ。電熱コイル、充電器、南京錠などといった小物もそう。だんだん僕自身が国際色豊かになっていくのは面白い。

 案内してくれた兄ちゃんは僕を宿まで送ってくれ、最後に金をくれといいだした。
やっぱりそうくるか、と思いながら「いや、自分は貧乏だから」と断ると、「それなら水だけでいいからおごってくれないか」と言ってきた。水はペットボトルが300シリング(30円)で購入できる。

 ――えっ、すぐにそれ言っちゃうんだ。

 こちらのほうが逆に面食らってしまった。かなり長い道のりを連れて行ってもらったのでそれではあまりにも申し訳ない。1000シリング(100円)ほど渡すと、喜んで帰っていった。
 そういえばタンザニアは土産物売り場にいってもそうだけど、観光客に対してしつこくない。これがエジプトだったら大変なところだった。

 宿に戻って荷物をまとめ、チェックアウトしたあとフェリー乗り場にむかった。ザンジバルはタンザニア領なのだが、もともとタンザニアとは別の国だったらしい。
 ザンジバル島の人たちは今でもザンジバルは違う国だと心の中で思っているらしいが、フェリーから降りるときにパスポートチェックがあり、ハンコまで押されたのには驚いた。

 ザンジバルには2時間ほどで到着した。フェリーが乗りつけた町は島で一番大きな町、ストーンタウン。ここに2泊くらいしてからビーチのきれいなパジェという町に行く予定だ。
 宿は1泊10000シリング(1000円)の「ピール・ゲストハウス」に泊まることにした。宿から歩いて5分のところには海岸がある。浜辺では子供たちがサッカーで盛り上がっていた。近くに出ていた屋台の具沢山スープは1000シリング(100円)だったけど、いいダシを使っていて、かなり美味かった。





 そのあと海岸沿いに歩いていくと、今度はシーフードのバーベキュー屋台が並んでいて、美味そうな匂いを漂わせている。
 ただ、高い。腹いっぱい食おうと思ったら1000円くらいいってしまいそうだ。この島は欧米人観光客がけっこう足を運ぶ場所なので、観光客料金をとっているのだろう。
 屋台のおっちゃんと交渉して、「金がないから2000シリング(200円)で何か食わせてくれ」と言ったら、けっこう豪華な盛り合わせを作ってくれた。

 ――なんだ、やっぱり観光客料金だったのか。
 と思ったけれど、うまくシーフードにありつけてラッキーだった。





 メシを食ったあとはそのまま町を散歩して宿まで戻った。ここはとても治安がよく、夜中一人で歩いていても全く問題ない。本当に居心地のいい島だ。


サッカーをする少年たち。


こちらは遊泳。

author:tiger, category:Tanzania, 01:26
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