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ドイツで『鉄コン筋クリート』を観る
日本を出発してから267日目
ただいま26カ国目
ドイツのベルリンにいます


 今日は昼前に起き、ビールを買ってSちゃんの家に行った。とりあえず暇だったので、ジン君とビールを飲みながら話していた。
 Sちゃんは昨日はかなり飲みすぎて、あきらかに二日酔いのもよう。仕事について色々聞きたかったのだけれど、やめておいた。

 夕方からは、みんなで映画を観に行こうということになった。その映画は邦画『鉄コン筋クリート』。松本大洋の漫画を映画化した作品だ。
 内容を簡単に言っておくと、ヤクザの取り仕切る昔ながらの下町・宝町を根城にした2人の少年が、生き残りをかけてヤクザと戦っていくというものだ。言葉は日本語で独語スーパーなので僕でも観れる。



 個人的にいうと、映画自体はまあまあだった。ストーリーとキャラクターはよかったけれど、ちょっと演出が臭すぎて僕には少しはなについたが、まあ、いい映画だと思う。
 でも、それより気になったのは観に来ていたドイツ人の反応。日本の文化も歴史も知らない人間が、この映画を観てその真意が掴めるかということだ。
 そもそも、ヤクザとは何か正確に知っているのか? 主人公の2人の少年の名前、シロとクロがスーパーでは「WHITE」と「BLACK」になっていた。そう訳すしかないんだろうが、日本人がもつ「シロ」と「クロ」というイメージをドイツ人が「WHITE」と「BLACK」という言葉で共有しているとは思えない。

 案の定、会場の盛り上がりはイマイチだった。日本にしばらく住んである程度日本の文化や歴史のわかるドイツ人ならこの映画の意味がわかるかもしれないけど、さすがにこの内容だと無理があるように思えた。

 昨日につづき今日も異国との文化の違いを感じさせられた。こればかりは簡単にはいかないもんである。でも、それが面白いところでもあるのだけれど。




今日の夜食はビッグケバブ。(2・5ユーロ)
author:tiger, category:Germany, 12:01
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