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警官に捕まり連行される!
日本を出発してから245日目
ただいま23カ国目
ハンガリーのブダペストにいます


 今日は朝からヒロシ君にギャモンで勝って朝食を作ってもらう。なかなかのすべりだしだったのだけれど、思わぬハプニングがあり警官に連行されてしまった。

 といっても、そんなにたいしたことをしたわけではない。西駅に列車の切符を調べにいったら、構内で抜き打ちのパスポートチェックにつかまり、パスポート不携帯で御用となったのだ。
 そんなに僕があやしく見えるのだろうか? いや、違う、これは一緒にいたヒロシ君のアゴヒゲが原因だろう。旅に出てから一度もそっていないというヒゲはすっかり伸び放題。あやしいと思われても仕方ないかもしれない。

 パスポートを持ってないというと、3人いた警官のうち私服警官の一人が携帯電話でどこかに連絡をとりだした。ハンガリー語で喋っていたので内容はわからなかったけれど、とりあえず待っていろという。
 少したつと警官がどんどん集まってきた。総勢6人。ええっ、パスポート不携帯ってそんなにヤバいことだったの!?

 ちょっと不安になりながら待っていると、警官の中で唯一英語の喋れる私服警官が、

「あと30分ほどで車が来るから、それでホテルまで行ってパスポートを確認し、そのあとポリスまで車で一緒に来てもらう」

 だって……。おいおい、勘弁してくれよ。ホテルに迷惑がかかるかもしれないし、このあとは夕方からミュージカルに行く予定になっている。ポリスは結構遠いところにあるし、調書を書くのにどれだけ時間がかかるかわからない。
 これはまずい。ミュージカルのチケットを見せたり、こっちに都合の悪いところは向こうの英語がわからないふりをしたりして、さんざんごねた結果、なんとかホテルで調書を書くことで、ポリスには行かなくていいことになった。
 警察の車が来るまで40分ほどその場で待つ。警官は禁煙のはずの駅の構内でタバコをふかし雑談している。6人いた警官も何かするわけでもなし、単にヒマつぶししているような感じだった。
 うーん、くやしい。なんとかこの連行をネタにしてやろう。そう思って写真撮影を試みたのだが、カメラはダメだと言われあえなく断念。仕方ないので私服警官に身分を確認させろといってIDカードの写真を撮らさせ、連行中の車の中では後部座席から隠し撮りを試みた。




これが限界。

 写真を撮るとひと安心、宿までの道が渋滞していたので、ついついうたた寝してしまった。
 宿に着くと、部屋からパスポートをもってきて、身分を確認され、必要事項を書き込んで無罪(ではないか)放免。宿に迷惑もかからなかったし罰金もとられなかった。宿までの遠い道のりをタダで送ってもらえたということでよしとしておこう。

 で、思わず忘れそうになるところだったが、今日のメインは警官に連行されたことではない。ミュージカル「オペラ座の怪人」を観にいったことだ。
 一昨日のオペラにつづき、ブダペスト劇場第2弾は「ミュージカル」だ。
 チケットは950フォリント(550円)。一昨日行ったオペラも240円だったけれど、一流の舞台がこの金額で見れるのだからたまらない。
 ちなみに僕自身ミュージカルを観にいったのは初めて。どんなもんかと思っていたら、オペラと似た感じのつくりで分かりやすかった。
 出演者も大勢いて、舞台装置もこってる。何よりその内容が素晴らしく、舞台を観ながら興奮して奮えがきそうなほどだった。


550円なので席はさすがにこんな感じ。






この人の演奏が最高だった。



 最後には特別ゲストのフルート演奏者がフルートで「オペラ座の怪人」を演奏。これがまたよくて、宿に帰ってもずっと耳から離れない。もう一度同じ公演を観にいってもいいと思えるくらいだった。


 
author:tiger, category:Hungary, 13:05
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