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島根県出身パッカー
日本を出発してから233日目
ただいま19カ国目
ブルガリアのソフィアにいます


 サラエボ行きの夜行バスは出発が16時。予定外に長居してしまったソフィアとも今日でお別れだ。

 結局ここには7泊。やったことといえば、カジノ、中華、ストリップ、それにブログ更新と古着を買ったくらい。観光もほとんどしてないけれど、実に居心地のいい宿と町ですっかりソフィアを気に入ってしまった。ちなみにブログ更新は10日分ほど追いつかなかった。それでもかなり進んだのでよしとしよう。

 というわけで、午後3時頃、みんなに見送られて宿を出た。見送りをしてくれたメンバーのなかには島根出身のバックパッカーがいた。Nちゃんだ。出雲大社で有名な出雲市出身のNちゃんは今は京都の大学に通っているという。
 彼女とはイスタンブールでも1日ほど同じ宿で顔を合わせていたのだけれど、まさかこの地で再会できるとは思わなかった。ソフィアに長居してよかった理由がまた増えてしまった。

 島根県出身のバックパッカーは珍しい。ボリビアで一人会ったが、彼女は幼少時のみを島根で過ごしたと言っていたので、普通の島根県人はこの旅初だ。
 人口自体が少ないので当然といえば当然なのだけれど、島根という地は非常に交通の便が悪く、国際線のある空港が遠いため海外旅行をしようという人間は少ない。周りに海外旅行を頻繁にしている人間がほとんどいないので、現実感がないのも起因しているのかもしれない。

 Tちゃんは島根県が大好きだという。僕も島根は大好きだ。大学卒業後に島根に戻らず東京で仕事をしているのであまりえらそうなことは言えないけれど、東京で自分の好きなことを目一杯やれたのも島根県という田舎があったからだと思っている。
 彼女の懐かしい島根弁を聞いていると、自然とこちらも島根弁で話してしまっていた。

「早よーせんと時間に合わんでー」
「そーだけー。そんならそろそろいくわー。次は島根か中国であえるといいけー」

 島根県人はその数が少ないだけに、東京にいた時もたまに会うと無条件で仲良くなってしまう。それが異国の地ブルガリアで出会えるとは……。
 旅人と出会ったとき、「出身はどちらですか?」と聞くたびに、ほんのちょっぴり「島根県です」を期待してしまう。この旅はあと4ヶ月つづく予定だけれど、その間にまた島根県人パッカーに会うことができるだろうか……。


ソフィアの宿「シスターズイン」。
author:tiger, category:Bulgaria, 13:29
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