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自炊の意義
日本を出発してから222日目
ただいま18カ国目
トルコのイスタンブールにいます


 今日は午前中に「シンバットホステル」をチェックアウトし、「ツリーオブライフ」に移動した。
 前の宿も気に入っていたのだけれど、今回の宿は宿代も安いしキッチンも自由に使える。物価の高いトルコでこれはでかい。

 ただ、いかんせん宿泊者が多すぎる。日本人宿でもあまりに人数が多いと、そのすべてを把握できない。また、長期宿泊者がいたり短期宿泊者がいたりしてグループができあがるので、みんなで仲良くというのが難しくなってくる。
 その影響なのかなんなのか、この宿では団らん室で漫画を呼んでいる旅人が非常に多い。僕も漫画は大好きなのだが、こういう場で漫画を読むのはあまり好きではない。
 せっかく目の前に人がいるんだから、そっちと話したほうがずっと面白いからだ。漫画を読んでいると、話しかけずらくなってしまうではないか。


 というわけで、今日でイスタンブール3日目。なんかココにきて、やる気がしない。昨日一昨日の2日間でトルコ人に抵抗感を覚えるようになったのが原因だと思うが、まったく観光する意欲が湧いてこない。
 午前中に宿移動が終わって時間はたっぷりあるというのに無気力状態に陥って、あろうことか普段読まない漫画を読んでしまった。

 で、唯一やる気になったのが自炊。久しぶりにキッチンが自由に使える喜びのほうが観光意欲を上回ってしまった。
 夕方、早めにスーパーにいってヒロシ君と食材を買い込み、調理を始める。今日のメニューはニラレバ炒め(ニラがないので実際はネギレバ炒め)、焼きナス、味噌汁、白米。

 少ない種類の食材と数少ない調味料をうまく使って、安く手早く作るのが海外での自炊の面白いところだ。
 海外では栄養も片寄るし、同じものばかり食べていると飽きがくる。日本は恋しくならなくても日本食は恋しくなるし、何より自炊をすれば外食するよりもずっと安くあがる。
 物価の高いトルコでは外食すると1食500円くらいかかるのだけれど、自炊なら一人200円くらい。人数がいればもっと安くすませることができる。

 そういうこともあって、料理の得意な旅人は多い。僕も学生時代、飲食店でずっとアルバイトしていたので、切ったり炒めたりというのはできるのだけれど、いざ作れと言われたら、レシピなしでは作れない。
 ない食材を他のものでどう補えばいいかというところがさっぱりわからないのだ。
 
 ブログ読者にはどうでもいいことだが、今突然、自分のなかで盛り上がったので、ここで旅人料理人ランキングを勝手に書かせてもらう。

 1位 ハナちゃん
メキシコのカンクンにある日本人宿で一緒になった。みんなで自炊したのだが、なんでも美味く料理してしまう。どうしてこの食材でこの味が出せるのか不思議で仕方なかった。

 2位 Nさん
クスコでの200万円返済パーティのときに鍋を作ってくれた。彼は自分ひとり用の料理でもいつも美味そうなものを作っていた。

 3位 S君
彼の本気の料理を実はまだ味わったことがない。カイロ、イスラエルでその実力は垣間見たのだけれど、秘めたる実力は闇の中。早くイスタンブールに来て得意のカレーをごちそうしてくれ。

 この3人にはお世話になった。3位のS君にはもっと世話してもらわんといけんけど……。


 もうひとつ大事なことが。自炊は美味いがいいに決まっているけれど、みんなと一緒にワイワイ作るところに意義がある。
 料理の上手い人にまかせてあとは何にもしないんでは意味がない。自炊をみんなでやるということは、仲良くなるのに一番手っ取り早いからだ。
 
 あと、ヘタクソ同士で作るのも結構楽しいもんである。
 そういう意味では、ヒロシ君と作った今日の料理は、お互いそんなに料理が上手いわけでもないので、わいわい作れて面白い。出来てみるまで、その味が見当つかないからだ。時々失敗もあるけれど、そのぶん成功したときの喜びも倍になる。

 ちなみに今日の料理、かなり美味かったです。

author:tiger, category:Turkey, 11:12
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