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学生パッカーは高学歴
日本を出発してから221日目
ただいま18カ国目
トルコのイスタンブールにいます


 イスランブール2日目。今日はヒロシ君がイスタンブールにやってくる。彼も僕と同様、「ツリーオブライフ」に泊まろうとしているのだが、彼は数日前に今日の予約をいれていて、運良く宿に入れたらしい。

 昼メシはMちゃんの送別会も兼ねてトルコ料理を食いに行くことになった。
 ヒロシ君も加わり、3人で地元の安食堂へ行くと、中東にはない色いろなバリエーションの料理が並べられていた。
 昨日のブログにも書いたけれど、これは正直嬉しい。たらふく食って、腹を満たし、昨日お世話になったオーメルの店にいって話をしたあと、ツリーに戻ってMちゃんの日本帰国を見送った。



 Mちゃんを見送ったあとは、ヒロシ君とグランドバザールに行った。ここはお土産物が中心の観光客向けの市場になっていて、敷地もかなり広い。
 ただ、店数は多いのだが、同じようなものばかり置いてあり、値段も高くてなかなか手が出せない。
 トルコは観光産業がさかんなので、ここで物を買う観光客も多いのだろうが、よくまわってみると、バザールの外の店のほうが値段が安い。これは今までまわった国ではなかったことだ。というわけで、あまりここに来る意味はないかもしれない。

 トルコ人はこちらの顔を見てバカにしたような値段をふっかけてくる。面白半分で日本人をバカにしたように声をかけてくる輩も多い。終いにはこちらが提示した金額を聞いて「シッシッ」と追い払うような仕草をしてくる奴までいる。途中ですっかり気分を害し、オール無視でバザールをあとにした。





 そのあとはライトアップされた夜のブルーモスクを見に行った。イスタンブウールのモスクはここ以外もかなりりっぱなものが多い。トルコ人の99パーセントがムスリムと聞くからそれも頷けるが、その割には格好も肌を露出し、ビールも普通に飲んでいる。
 外から色んな文化が入ってきて、なんちゃってムスリムになってしまったのだろうか。



 何となくトルコ人に嫌気がさし、ヒロシ君と別れて宿に戻る。ヒロシ君がツリーに泊まっているので、明日空けば宿を移動しようと思っているのだが、実は今泊まっている「シンバットホステル」を僕はけっこう気に入っている。
 宿自体が好きというわけではないのだけれど、同じドミトリーに泊まっている日本人3人がみんないい奴で、話していてとても楽しいからだ。

 3人とも学生で、大学の休みを利用してこの地に旅をしにきているという。一人は東大生、一人は京大生、一人は同志社という高学歴の持ち主だ。
 そのくせ変なプライドもなく、こちらが旅の話をすると食い入るように聞いてくる。
 学生が旅をするのは、金銭的にも経験的にもきついものがある。それを克服し、自分の好奇心に従順に突き進んでいけるというのはよほどの強い意志が必要だろう。普通は仲間とつるんだり、手近な遊びに金を使いたい年頃のはずだ。
 彼らはある意味、すごく素直だ。だから、人の話に耳を傾けることができる。そして自分が次になにをやりたいか、それを達成するためには何をすればいいかをわかっている。
 高学歴だからそうだというわけではないが、これまで会った学生パッカーも高学歴の人間が多かった。上智大学を2年終了時で休学して南米を1年旅していたJ君、オックスフォード大学にも留学していた慶応ボーイのK君も今後の人生プランをしっかりもっていた。

 彼らはすごい。きっとこれからの日本を背負っていく人材になるだろう。
 僕なんて、学生時代は東京に出てきたことにすっかり浮かれて、バイトで稼いだ金で毎日飲み歩いていたというのに……。

 
 
author:tiger, category:Turkey, 09:34
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