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5リットルバックパッカー
日本を出発してから209日目
ただいま15カ国目
ヨルダンのアンマンにいます


 今日はエルサレムからレバンノのアンマンに戻る。ここでもパスポートはノースタンプでなくてはならないのだけれど、入国の時と比べると比較的楽に突破できるらしい。
 
 案の定、ボーダーが混みあったほかは順調に進み、昼すぎにはクリフホテルに到着した。
 サーメルが温かく出迎えてくれた。この顔を見ると安らぐ。カイロのサファリホテルの従業員、アブドといい勝負だ。

 話はそれるが、もし僕が日本人宿を経営するとしたら、まず、アブドとサーメルを引き抜く。そしたら絶対間違いなしだ。
 宿の設備、清潔さより、一番大事なのは宿の管理人。そんなに宿泊費が高くなければ、きっとお客は口コミで集まるはずだ。この2人、全然性格は違うけれど、絶対に人気日本人宿にしてくれるだろう。

 宿に戻ってローマ劇場、オデオンを軽く観光したあと、古着屋で170円のTシャツを2枚購入。町をふらふら歩いて宿に戻った。




ローマ劇場


オデオン


砂で絵をかいてるおっさん。



 宿に帰ってからは酒を飲みながらみんなで遅くまで話していた。
そのなかで一人、面白い日本人パッカーがいた。名前はチカラ君。旅行期間は1ヶ月ほどなのだが、なんとバックパックの容量が5リットルしかない。これ、普通のデイバックよりも小さいサイズだ。
 最初はバカにしているのかと思ったけれど、どうやら本当にそれで旅を続けているらしい。1ヶ月でも1年でも必要なものはさして変わらない。僕の場合、50リットルのバックパックを使っているが、これでも旅行者のなかでは小さいほうだ。中には70リットル、80リットルの輩も多くいる。

 何が入ってるのと聞くと、着替え1組と洗面用具、デジカメ、観光地図のコピーが数枚、あとは貴重品のみだという。

「えっ、それだけ!?」

 と聞くと、

「他に絶対必要なものってありあすか?」

 と聞き返されて、何もいえなくなってしまった。
 確かにそうかもしれない。でも、だからって、なかなかそれは出来ないでしょ。

 彼の職業を聞くと、東京で補助教諭をやっているという。
 社会に出ていない同じような思考をもった教員が多い中、このような教員がいてもいいと思う。というか、自分が生徒だったら間違いなく面白い。
 
 僕も昔は教員に憧れて4年間塾講師のバイトをしたこともあった。もう教員になることはないとは思うけど、今までの経験をいかして教員として生徒と接することができれば、それはそれで面白いかなと思った。
author:tiger, category:Jordan, 22:44
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