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嘆きの壁とシンドラーの墓
日本を出発してから207日目
ただいま15カ国目
イスラエルのエルサレムにいます


 今日は午前中からエルサレムの旧市街をまわった。旧市街には見所が多い。文化も宗教も違い、見るもの全てが新鮮で日本との差異を感じるのだが、まわっているうちにそれに慣れてくる自分がいて面白かった。


旧市街の町並み

 まず最初に向かったのが嘆きの壁。ユダヤ人の正装である黒服に身をつつんだ信者が壁の前に立って、聖書を読みながら首を上下に振り続けている。はっきり言って、かなり異様な光景だ。
 近くを通ろうと、写真を撮ろうと、気にするそぶりはまったくなし。中にはその光景を面白そうにビデオカメラで撮影している欧米人がいたが、さすがにそれはやりすぎだろう。もっと節度をもとう。







 次に訪れたのが旧市街をちょっと出たところにある「オスカー・シンドラーの墓」。「シンドラーのリスト」は僕が大好きな映画なので、ここにはぜひとも足を運びたいと思っていた。
 墓の敷地はそれほど大きいということもなく、彼の墓はふつうの人とほぼ同じ大きさだった。ただ違うのが、誰がはじめたのかこの墓にだけ上に小石が置かれている。理由はわからない。でも、とりあえず石を置いておいた。石を置きながら、映画のワンシーンがよみがえってきた。

「私はこのバッチであと何人の人を救うことができたのだろう……」

 また帰ったら映画を見よう。彼が人質を解放したポーランドのアウシュビッツにもこの旅で足を運びたい。







 そのあとダビデの墓、聖マルコの家をまわり、その後、世界的に有名な岩のドームに向かった。荷物とパスポート検査を終えて中に入ると、広大な敷地にやたら金光りしたモスクがいかにも「荘厳」という感じで建っている。
 中には入ることができなかったが、外観をみただけである雰囲気というか温度を感じることができる。行事でお祈りがあるときは、この敷地内は信者で埋め尽くされるという。その光景はさぞかしすさまじいものだろう。



 最後に足を運んだのは聖墳墓教会。ここはイエスキリストが亡くなった場所だ。イエスの墓や最後に吊るされた十字架がささっていた穴があり、世界中から訪れた信者が涙を流しながらお祈りしていた。
 僕は仏教徒でキリスト教についてはよくわからないのだが、その光景を見ているだけで、胸が熱くなった。この地はキリスト教の聖地なのだ。






ここが十字架の柱が立っていた穴。


イエスのお墓です。


墓の中

 夕方宿に戻って、みんなでシェア飯をしたあとは、S君、P君と夜の嘆きの壁を見にいった。昼と夜ではその光景が違うと聞いていたが、夜はユダヤ人信者の割合がかなり高くなり、それこそ異様な空気が充満していた。







 日本人がいきなりここに来たら、さぞかしいぶかしく思うだろう。でもそれも、1日この地をまわっていると次第に慣れてくる。ここではそれが当たり前だからだ。
 世界中にはそれこそ、裸で生活していたり、首にわっかをはめていたり、身体中に刺青をいれている人たちが当たり前のように生活していたりする。べつにそれでいいと思う。チョンマゲをしていても刀を持っていても、それがその土地で生きる人の姿ならば。
 逆にそういうものが全くなくなってしまったら、さぞかしその地は面白みのない殺風景な土地になってしまうだろう。
 
 世界中にはまだまだいろんな風習、慣習をもった土地がある。これからの旅でそれをあとどれくらい見ることができるだろうか。考えただけで楽しくなる。

 旅への好奇心、今だ健在なり。


今日のメニューはチャーハン2種とラーメンです。
author:tiger, category:Israel, 20:07
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