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カルナック神殿と灼熱のルクソール
日本を出発してから172日目
ただいま13カ国目
エジプトのルクソールにいます


 ルクソール初日。今日は午前中からナイル川の東岸の観光をした。目的はルクソール神殿とカルナック神殿だ。

 まずは宿からすぐのルクソール神殿に向かう。ここは周囲を普通の一般道路で囲まれている。入り口を探して周囲を回っていると、だいたいの外観が見え、それでなんとなく満足してしまった。
 入場料がもったいないし、次に向かうカルナック神殿のほうがすごいというもっぱらの噂だったので、ヒロシ君と相談の結果、この神殿に入るのはやめにすることにした。


ルクソール神殿

 次の目的地カルナック神殿までは歩いていった。まだ午前中だから大丈夫だろうと高をくくっていたのだけれど、これが失敗だった。
 ルクソール神殿からカルナック神殿までは意外と距離があり、途中、ATMを探したこともあって、1時間半かかってしまった。
 2、3時間歩くことはこれまで何度もやってきたし、歩くのはそんなに苦痛ではないのだけれど、ここは灼熱のルクソールだ。

 歩き出してしばらくすると、まだ10時だというのに暑さでヘロヘロになる。僕は水が飲めないのですぐに売店でコーラを買う。余計にのどがかわいて今度はスプライトを買う。
 こんなことを繰り返していると、さすがの僕も水が欲しくなってしまった。こんなことはモロッコのサハラ砂漠につづき、ここ10年くらいで2度目。やっぱり本当に暑いと人は水を求めるんだなあ……。
 結局、水は飲まずにセブンアップを買ったのだけれど、この調子だとルクソールにいる間に水を飲む可能性もおおいにありえる。サハラで水を飲まなかった時は、もうこの旅で水を飲むことはないと思っていたのだけれど、案外そのチャンスが早くきてしまったようだ。

 暑さについてもう少し書くと、面白いのは、あまりに暑すぎて汗がすぐに蒸発してしまい、いくら水分をとっても汗が流れないことだ。
 さらにこの地は日陰に入っても暑い。東京のようにアスファルトの照り返しやクーラーの温風が外に流れているわけではない。普通の木陰が暑いのだ。ファンを回していても来るのは熱風なので、ファンを回さないほうがいい場合もある。
 午後に入ればさらに気温は上昇するだろう。もたもたしていれば暑さで身体が溶けてしまいそうだ。


途中で会った少女はバクシーシ(チップ)を要求してずっとついてきた。

 カルナック神殿には午前11時に到着。ここには日本人観光客もツアーで多く足を運んでいた。
 カルナックにはいくつかの神殿があり、そのなかでもアムン大神殿はエジプトで最大規模の遺跡らしい。
 それだけあって、敷地内は広く、修復が終わっていない遺跡の残骸が敷地の内外のいたるところに転がっている。それこそ、1つや2つ持って帰ってもバレないだろう。あまりに暑く、ひとつひとつが大きいのでとてもそんな気にはとてもならないけれど……。


遺跡の残骸がごろごろしていた。





 この神殿のメインはアムン大神殿の大列柱室の134本の巨大な柱だ。写真で見てもらえばわかると思うが、それぞれの柱に象形文字が絵が描かれており、ひとつひとつがかなり精密に造られている。それがこれだけの数並んでいるのだから圧巻だ。
 あまりに暑いのでざっと見てすぐに出ようと思っていたのだけれど、あまりに面白かったので、2時間近く神殿をまわってしまった。











 帰りには路上販売していたスイカを丸1個買い(5ポンド、100円)、バスに乗って宿に戻った(さすがに歩いてかえる勇気は持ち合わせていなかった)。

 宿に帰り、シャワーを浴びて最上階のキッチンにいると、日本人のおじさん2人がたくさん作ったからといってオジヤをごちそうしてくれた。
 これが、かなり美味かった。ここの宿にはキッチンがあり、自由に使っていいことになっている。明日から3日はまだルクソールにいるので、2人で自炊してみるのもいいかもしれない。

 夜中にはキンキンに冷えたスイカをたらふく食べた。日本ではこれだけの量のスイカを食う機会はなかなかないけれど、あまりに暑いので、ほぼ水分のスイカはとても嬉しい。
 スイカを食いながらビールを飲んで、そのあとはシーシャを吸いながら四つ並べ。うーん贅沢。
 でも、いくら室内に入っても、いくらファンを回しても、いくら夜中になっても暑い!暑い!暑い! いや、熱い!熱い!熱い!

 さすがにちょっとバテ気味のタイガーです。


author:tiger, category:Egypt, 06:10
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