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メディナで迷子に
日本を出発してから143日目
ただいま12カ国目
モロッコのフェズにいます


 今日は久しぶりの対面があった。ペルーのリマで同じ宿だったH君とここフェズの町で2カ月ぶりに再会したのだ。彼はリマで会ったあと南米を南下し、僕の方は北中米へ北上、たまたまモロッコ入りが重なったわけだ。

 H君も同じ宿で宿泊することになり、今日はフェズの町の(3日だけ)先輩である僕の案内でメディアを探索することになった。メディナを回ったことがあると言ってもモロッコ人の案内で、後ろをついてまわっただけなのでかなり不安だ。おまけにここは迷宮都市フェズである。

 途中までは記憶をたどって進んでいったのだが、途中から記憶がとぎれる。というか、あとはどの道もこの道も全部一緒というイメージしか残っていない。さすが迷宮都市、完全にお手上げだ。
 H君に悪いことをしたなあと思いながらも、迷子になっていること自体がちょっと楽しい。
「やっぱりフェズにきたら迷子にならなきゃいかんでしょ」。などともっともらしいことを言いながら適当に歩いていった。

 一応、「地球の歩き方」はもっていたのだけれど、そもそもこの町は道が入組み過ぎて地図が役に立たない。地図を見ながら困っていると、例の「俺がガイドしてやろう野郎」が何度も声をかけてきた。しかし、ガイド料が馬鹿にならないので、そこは知らん顔をして通り過ぎる。
 でも、さすがに目指す場所にどうしても行けないので、今回もまた優秀なガイドを雇うことにした。そのガイドとは、、、



 そう、彼らが今回のガイドの2人。見た目で判断してはいけない。これがなかなかよく道を知っているのだ。彫刻、なめし革細工、陶器などの店の前に来て、「さあ、こちらへどうぞ」と手招きし、なかで手作業している職人さんに紹介してくれる。なめし革の作業所に行ったときは、そこの職人さんに僕らのことをお願いしてくれ、店の外で待っている。






 気を遣わなくていいし、たまにジュースやアイスをおごってやって一緒に食べたりし、楽しい時間をすごすことができた。チップも気持ち程度でオッケー。H君とお金を10DHずつ出し合って彼らに渡すと喜んでくれた。
 これ、使えるなあ。また今度も子供たちに道案内をお願いしようかなあ。




これ、すべて革製品。しかもハンドメイド。

 メディナの町を練り歩き、買い物をしたり、その町並みに感嘆したりしているうちに、いつの間にか暗くなってしまった。思わず時間も忘れてしまうくらいメディナは面白い。市場好きな僕をうならせるだけのものがわんさかある。歩いているだけでゾクゾクしてしまった。

 H君と宿に戻ったのは9時。今日は昨日発見したアルコールを売っている店でビールを購入し、宿の部屋で再会を祝して乾杯した。3日ぶりのアルコールの味は格別だった。3日もアルコールを飲まないなんて、この旅はじまって以来じゃないだろうか。うーん、やっぱりビールは美味い!


author:tiger, category:Morocco, 20:01
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