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洞窟で山田が溺れる
日本を出発して94日目
ただいま8カ国目
グアテマラのセムクチャンペイにいます


 今日は6時に目が覚めた。といっても久しぶりに7時間も眠れたので気分爽快だ。朝起きて近くを散歩していると、民家の人たちは朝早くからせっせと仕事をしていた。それにわけもなく追従する子供たち。やっぱり子供はいつもかわいい。





 10時くらいにバンガローを出て、お目当ての川棚に行ってみた。ここは川が段段畑のようになっていて、ある程度深い。魚も異常にいて、水がきれいだから良く見える。浅瀬で立ち止まっていると、足の爪の間やかさぶたのあたりを魚につつかれてこそばゆい。





 僕と山田がそこに行ったときには、もうすでに何人かの観光客がきて、水着になって泳いでいた。気温もどんどん上昇してきて絶好の淡水浴日より。僕らもすぐに水着になって川に飛び込んだ。
 水は透明でゴミなどひとつも浮いていない。海水でないぶん浮きにくくはあるけれど、アマゾン川とはまた違った清泉での泳ぎに十分満足することができた。

 ロビンは僕らの隣のバンガローに泊まっているカナダ人女性で、アミーゴになったのだが、彼女はつわもので、山肌にどんどん登っていき、7、8メートルはあろうところから、頭から川にダイビングしていく。
 日本男児としては負けられないところだったが、5メートルくらいのところから飛び込むのにも躊躇するしまつ。周りの欧米人にあおりたてられ、なんとか足から飛び込むのが精一杯だった。ちなみに山田はビビリなので挑戦しようとさえしなかった。







 2時間ほど泳いでメシを食ったあと、今度は洞窟探検に出発した。ここもリマで会ったA君が教えてくれた見所で、水の張った洞窟を片手にろうそくを持ちながら泳いで探検するというイベントだ。
 真っ暗な中を泳ぐだけでも薄気味悪いのに、片手にろうそく。まあ、何とかなるだろうという軽い乗りで参加したツアーだったが、これが予想以上に困難を極めた。
 ろうそくを水面より上にずっとあげていないといけない上に、水の深さがわからない。調子に乗って泳いでいると岩に足をぶつけるし、途中、ハシゴで岩肌を登るときも階段が不安定で、下手をして足をすべらせるととんでもないことになる。
 この洞窟一番の難所は洞窟の中盤にある滝だった。大人一人がやっと通れるほどの穴を急流とともに滝壷に下りなければならない。岩とロープを手繰り寄せながら下の穴に飲み込まれ、ロープにぶら下がった状態から下の水面に飛び込むのはかなりのスリルがあった。
 山田は飛び込んだあと、足が着かずに両手をばたつかせながら溺れてしまった。アップアップしながら、なんとか岩肌にたどり着いたが、その姿はかなり笑えた。
 でも、それより笑えたのが、現地人ガイドが山田が溺れている姿を見て、腹をかかえて大ウケしていたことだ。本当に面白かったらしく、山田の姿を何度も真似してバカ笑いしている。さすがグアテマラのガイドだ。心配している様子など微塵もなかった。

 30分ほどで洞窟を出たときにはろうそくはほぼ無くなっていた。その後はタイヤのゴムチューブに腰掛けて1時間の川くだり。最後は川岸の木に吊るされたロープでターザンダイブをしてツアーは終了した。なかなか楽しいツアーだった。





 その日の夜はイスラエル人カップルとろうそくの火を明かりにしてのトランプゲーム。「Wrist」というゲームなのだが、日本でいう「セブンブリッジ」に似たルールの遊びで、これがなかなか面白い。また今度、仲間を集めてやってみようと思う。





author:tiger, category:Guatemala, 22:28
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