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サンクリストバルの市場
日本を出発して87日目
ただいま7カ国目
メキシコのサンクリストバルにいます


 午前11時半、バスはメキシコの都市サンクリストバルに到着した。
 そんなに長くここに滞在できないので、明日出発のメキシコ国境までのバスチケットを買っておいた。
 とりあえず今日しか動けないので、宿に着く前にこの町を回ってみることにした。
 サンクリストバルはそんなに大きな町ではない。広場や教会、土産物屋を見ながら町を歩いていったのだけれど、町の雰囲気がとてもいい。
 人はみんなおだやかで親切だし、笑顔がある。カンクンでも思ったけれど、メキシコ人は僕に合う人種なのかもしれない。
 町並も綺麗な建物が並ぶ。綺麗といっても豪華なわけではなくて、程よい感じに空間と色合いがあって、散歩するには絶好の町だ。









 何よりすごかったのが、市場。このブログでもう何度も書いているように、僕は市場が大好きで、町に来るたびに市場をまわる。これまで一番お気に入りの市場はクスコの市場だったけれど、ここの市場はそれより遥かにいい。
 まず、色合いがいい。フルーツや土産物の原色が視覚的に心地よく、市場自体がバラックのような感じなので、通路から入る日の光がそれを更に鮮やかに映し出している。
 それから空間がいい。決して通路が広いというわけではないけれど、ほどよい広さで、通路も動きやすいように組んである。更に店の並びも絶妙で、歩いていて飽きない程度にうまい配置になっている。
 店からは威勢のいい掛け声が飛び、それもうるさいと感じないくらいの大きさと頻度なので耳につかず、活気を感じる。
 そして一番いいのが店番をしているメキシコ人。愛想があって、しつこくなく、笑顔で対応してくれる。若い少年や少女の店番も多く、素朴な笑顔がとくにいい。
 市場好きの僕には、もうよだれが垂れるような極上の市場だった。2時間かけて市場をぐるりと回り、フルーツとサルサのCDを買って外に出た。











 すっかりこの町が気に入ってしまった。さほど期待もせず、移動の通過点としか見ていなかったので、1日で通り過ぎようと思ったのだけれど、もったいない。ああ、チケット買わなければよかったなあ。

 夕方、この旅初の散髪に行ってきた。旅を始めて3ヶ月、いいかげんうるさくなってきたので、お気に入りのこの町で切るのはちょうどいいと思った。

 これまで僕は11年間、東京の駒沢にある同じ美容院でずっと髪を切りつづけていた。11年ぶりに違う人に切ってもらうので多少心配もあったのだけれど、案外まともに切ってくれてちょっと拍子抜けした。別に変な髪形を期待していたわけではないのだけれど……。

※虎のマスクをかぶっているため、お見せできないのが残念です。

 
author:tiger, category:Mexico, 06:35
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