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世界最高所の首都ラ・パス
日本を出発してから54日目
ただいま4カ国目
ボリビアのラ・パスにいます


 移動すること10時間、バスは朝8時半にボリビアの首都ラ・パスに到着した(憲法上の首都はスクレらしいが、実際の首都はラ・パスらしい)。

 ラ・パスは標高3650メートル、世界で一番標高の高い首都、つまり世界最高の首都だ。人口は110万人で、そのうち半数以上がインディヘナ(先住民族)、南米でインディヘナがもっとも多い都市らしい。
 ボリビアは南米でも一番物価の安い国だと言われている。ウユニは物資の移動などで多少物価が高かったけれど(それでもかなり安い)、ラ・パスは本当に物価が安い。この都市では少々贅沢をしてもいいかもしれない。

 昨夜は悪道を揺られながらも何とか細切れに睡眠をとれた。腹も何度か危ない場面があったけど、なんとか我慢しているうちに治まって、頭痛もほぼ解消した。同じバスに乗った同じ症状のI君は僕以上に症状がきつかったようだ。何度かあきらめそうになり、ほとんど漏らしそうになりながら、必死に堪えてラ・パスにたどりついたらしい。

 ラ・パスに着くとバスターミナルからタクシーで移動、とりあえず事前にチェックしておいた「エル・ソラリオ」という宿にたどりついた。4人部屋のドミトリーで一人一泊25ボリビアーノ(380円)、きれいな造りの部屋でシャワーも温水がでるというのでラ・パスの宿はそこで即決した。
 ちなみにドミトリーはI君と山田も同じ部屋、なんとなくなりゆきで、ひきつづき山田と一緒に行動している。

 宿に荷物を置くと、ミラドール・キリキリというラ・パスの街が一望できる高台までバスで行ってみることになった。体力は消耗していたけれど、頭痛とゲリの心配がほぼなくなったので、気分はそれほど悪くない。なんとかやっていけそうだ。

 この街の移動手段は乗合バスがほとんどで、だいたい1ボリビアーノ(15円)で市内のどこでも移動することができる。ウユニから同じバスで移動していた日本人旅行者のI君がラ・パスに一度滞在していたらしく、案内役をかってでてくれたので簡単にその高台までたどりつくことができた。

 高台からの景色は異様だった。ラ・パスはそれほど面積の大きな都市ではないけれど、そのなかに建物がこれでもかというくらい密集している。それがすり鉢上の地形に並んでいるので、街全体がどでかいスタジアムみたいに見えて面白い。山の上の方は茶色い建物が並び、下の方へ行くにしたがって高いビルやいろどりも多様化してくる。
 ラ・パスといえば夜景といわれるが、それもわかる気がする。この街が暗くなって灯りをともしたらさぞかしすごいだろう。今日は昼間のラ・パスを一望したけど、ここにいるあいだに是非とも夜景を観賞したい。




世界最高の首都、ラ・パス。

 夕方からは同じ宿に泊まっている韓国人とペルー人をまじえ、夜遅くまで話をしていた。36歳の韓国人は日本のアダルト映像をインターネットで拾ってくるのが趣味らしく、日本語の卑猥な言葉を連発して喜んでいた。22歳のペルー人はここラ・パスで睡眠強盗に遭ったそうで、暴行されたあげく、サイフや携帯をすべて盗まれてしまったらしい。

 街で会うボリビア人はみんな優しくて気さくな人ばかり。それでも悪い奴はいるようで、強盗や窃盗にあう観光客はあとをたたないそうだ。スペイン語を話せるペルー人がやられたのだから、日本人のこちらはよほどの注意が必要だろう。
 ラ・パスはなかなかいい街なので、被害に遭わないように注意して、しばらくこの街を楽しみたい。
 

ロス・エロエス広場の石像


面白い韓国人とかっこいいペルー人
author:tiger, category:Bolivia, 18:51
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