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念願の地、イースター島へ
日本を出発してから39日目
ただいま3カ国目
チリのイースター島にいます


 今日はイースター島にわたる。
 シティバンクから送られてくるはずのファックスがなぜかまだ届かないが、仕方がないので本土を離れた。


サンティアゴ空港名物、トランクタワー。

 イースター島というのは別名ラパ・ヌイとも言われる、チリから約3800キロメートル離れた南太平洋の孤島である。島一周で60キロくらい。たくさんのモアイが島中にあるが、その意味や作られ方など、謎に包まれている部分が多い。

 実は僕、編集者をしているときにこの島を舞台にした小説を担当したことがある。イースター島とはなっていないが、現代人が無人島に漂流し、そこにはモアイが立っていたという設定だったので、この島については色々と調べた経験がある。

 著者である作家の方は最近亡くなられたが、登場人物や持ち物も含めて色々と提案を出させてもらえ、とても楽しかった仕事だった。死ぬまでに1度は訪れたいと思っていたので、念願叶って感無量だ。ここはひとつ、小説の主人公になったつもりで楽しもう。

 飛行機は約5時間かけてイースター島に到着した。空港につくと、そこからもう今までとは違う。平屋の小さな建物があるだけで、あとは滑走路と野っぱらだけ。空気も雰囲気も気候もまさに南国の島国の小島という感じだった。




念願のイースター島へ上陸

 空港には宿の客引きがきていて、すでに情報ノート(日本人宿などに置いてある)でチェックしていた「MIHINOA」というキャンピング宿に泊まることにした。

 宿主のロジェは働き者、奥さんのマルタは肝っ玉母さん、娘のミヒノアはこの宿の名前にもなった少女で7歳、まったく人見知りしない。日本人も多く宿泊していて、雰囲気はとてもいいかんじだった。


宿はこんなかんじ。テントと室内の部屋がある。


宿屋の娘・ミヒノア。

 とりあえず、初日はテントを借りて寝ることにした(1泊10ドル、1200円)。軽く米を炊いてレトルトカレーを食べる。久しぶりのカレーだったわりにはあまり美味くなかった。

 夕方6時くらいには港にマグロのカマをタダでもらいにいった。それを鍋で煮てみんなで夕食の準備を始めたあたりでフラフラしてきた。今日は朝からあまり調子がよくなかったのだが、どうやら山田の風邪がうつったらしい。

 ここ4年間で1回しか風邪をひいたことがなかったのだが、山田の風邪はさすがに性質が悪い。かなり熱っぽくなって、そのまま夕食も食べずにテントに入って寝てしまった。

 小説の主人公が早くも初日から熱を出して寝込んでしまった。うーん、小説っぽいといえば小説っぽい。イースター島はまだ4日ある。早く治して小説の現場を訪れなければ。


小さいボートでこのマグロ。カマはタダでもらえた。


author:tiger, category:Chili, 17:55
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