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山田のバカが熱をだす
日本を出発してから36日目
ただいま3カ国目
チリのサンティアゴにいます


 早朝、バスで空港へ向かう。ブラジルともいよいよお別れだ。サルバドールの古めかしい建物が視界から後方へ流れていくと、ここの奴らに仲間がサイフを盗られたり、殴られたりしたというのに、不思議と愛しくなってしまう。


ブラジルならでは




これもブラジルならでは。こんな子、いっぱいいました。


 飛行機は途中降機1回を含むフライトで、15時40分にサンティアゴに到着した。山田とは離れた席に座ったのだが、空港に着いて会うと何かへんな感じだ。あの「おのぼりさん」に覇気がない。

 山田「風邪ひきました。リンパ腺が痛え」

 あらららら。「自分は葛根湯があるから大丈夫」「風邪とかはほとんどひかないので」と豪語していたのに、早くもやられてしまったらしい。

 これはやばい。こいつの風邪は性質が悪そうだから、気をつけないとこちらまで巻き添えを食ってしまいそうだ。とりあえず今日の宿はシングルルームにしなければ。
 
 というわけで、空港から旧市街に移動して宿探しをしたのだが、宿に着く前に山田とはぐれてしまった。2時間探しても見つからないので、いいかげん野たれ死んだのかと思ったのだが、ネット屋でメッセンジャーをしたらつかまった。何でももう宿に着いているらしい。で、熱が38度6分もあるという。

 これはますますやばい。僕も病気には強くて、ここ4年でまともに風邪をひいたのは1回だけ。東京に出てきてからの12年でも病気で医者に行ったのはたぶん2、3回(過労は何度かあり)くらいしかないのだが、ここは南米、用心にこしたことはない。とりあえず自分の風邪薬を山田に渡して、話も早々に一人夜のサンティアゴの街にくりだして行った。

 これを冷たいと思わないでいただきたい。
 両方が風邪をひいてしまってはどうしようもない。最悪、山田の熱がこのまま下がらないようなら、イースター島には僕だけで行こう。で、思いっきり楽しもう。

 これが野郎二人の地球一周なのです。



author:tiger, category:Chili, 17:49
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