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ナポリピザとヒロコさん
ヨーロッパ旅 22日目
ただいま、9カ国目
イタリアのレッチェにいます

 


レッチェ2日目。

昨夜も手品を見た後、朝までビールを飲んで、寝たのは明るくなってからだった。

夜中が蒸し暑いのと、最近の生活リズムが狂っていることもあって、今日も3時間くらいしか眠れなかった。まあ、寝ないのは得意なので大丈夫。

 

今日、8月5日は父の誕生日。日本にいても、世界一周をしていても、北京に滞在していても、両親と連絡をとることはほとんどない。3ヶ月に1度連絡すればいいほうで、とくに親や兄弟から連絡が入ることもない。

別に仲が悪いわけではないのだけれど、ただ単に連絡無精なのだ。


そんな僕も、1年に2回だけ日本に必ず連絡を入れている日がある。それが両親の誕生日だ。

連絡無精ではありつつも、両親にはやっぱりそれなりに感謝している。これだけは20歳になってから17年、どこにいようが一度も欠かしたことがない。


今年も父の反応はいつもどおりで、「まあ、ぼちぼち」というものだった。

誕生日電話は今年も2分で終了。電話を忘れずにしたという安堵感を胸に、こころおきなく旅を続けることができる。



今日は平日ということで、圭さんが手品をするのは夜中の10時頃からだという。

週末は人が多いので夕方からやるけれど、平日はだいたい10時くらいから3時間ちょっと。それでもこのレッチェの町は多くの人が夜中になると広場に足を運び、大道芸に足を止めてくれるから、それなりに稼げるらしい。



というわけで、今日は手品の前に一緒にピザを食べにいくことにした。

イタリアといえばピザ。と言い切れないくらいいろいろなイタリア料理があるのだけれど、せっかく南イタリアに来たのだからナポリピザを食べてみたい。


すでにこの町に来て1ヶ月になる圭さんは町のことを知り尽くしていて、日本人女性と結婚したイタリア人が経営しているという人気のピザ屋に連れて行ってくれた。



ピザ屋に行く前にカフェへ。カプチーノは1ユーロ。


ピザ屋につくと、お客さんがいっぱいで、待たなければならなかった。かなり繁盛しているらしい。


「隣に陶器の小物を売ってる店があるでしょ。ここも日本人の人がやってる店なんですよ」


圭さんに教えられて店を見ると、〈HIROKO〉という看板のかかったオシャレな陶器のお店があった。

「すみませーん」と日本語で声をかけると、店の奥の工房からヒロコさんが顔を出した。




人の良さそうな朗らかな顔のヒロコさんはレッチェに住んですでに40年。いろいろな作品を作りながら考古学の勉強もしているらしい。

この夏も1ヶ月間の日本帰国の間に、中国の成都に行きその分野について調べたいと言っていた。


この年にしてこの向学心、見習わなければいけないなあと感心した。



ピザ屋の順番が来たのでヒロコさんにお礼をいってビザを注文する。

ナポリピザとマルガリータのピザを1枚ずつ、それにビールを2本注文した。

出てきたピザは薄生地だけれど、かなりの大きさで1枚食べたらかなりお腹いっぱいになった。

それなのに、値段は1枚5ユーロ前後(650円)。イタリアのなかでも南方は物価が安いというけれど、この値段はかなりお得だと思う。





残念ながら日本人の奥さんは不在だったけれど、味は抜群。機会があれば滞在中にもう一度来たいなと思える味だった。



食事のあと、圭さんは今日もいつものように旧市街に手品をしにいった。僕は2日連続で見にいっていたので、今日は休憩。部屋で圭さんの帰りを待ち、帰ってきたらいつものようにビールで晩酌した。



今日の料理はかなり豪華。バジルのパスタ、美味かった。


こっちに来てからお世話になりっぱなし。お金も払ってないのに同じ旅人の圭さんに全部やってもらっている。

明日はスーパーに行ってみたいし、そこで食材を買って、せっかくだから僕の手料理を圭さんにふるまおうかなと思う。

author:tigerblog, category:ヨーロッパ番外編, 23:33
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