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マイアミビーチ
日本を出発してから81日目
ただいま6カ国目
アメリカのマイアミにいます


 朝7時半、飛行機は無事にマイアミ空港に着陸した。相変わらず乗り物ではよく寝れる。空港で寝ていたくせに、今回も90パーセント以上眠っていた。

 アメリカに到着。アメリカはこれまで3回来ているけど、マイアミは今回が初めて。別段マイアミにこだわった理由はないのだけれど、南米からメキシコに直接入らず、マイアミをはさんだのにはわけがある。
 あと一週間ほどでNBA(アメリカのプロバスケットリーグ)が終わってしまうのだ。
 NBAはどうしても現地で生で見たいと思っていた。選手を知らなくてもテレビを見ていて興奮してしまう。それだけ一つ一つのプレーが華やかで、ゲーム自体が面白い。点数がたくさん入るというのが見ていて飽きないし、わかりやすくていい。
 一応このあとプレーオフもあるのだけれど、そちらはチケット入手が難しいだろうから、リーグ戦の最後に無理してアメリカにすべりこみしたのだ。

 マイアミに着いてからは、宿さがし、NBAチケットの入手、ハーバーとダウンタウンの探索、ビーチの観察、と動き回ってすっかり疲れた。
 ただしビーチの観察はいい目の保養になった。なんとトップレスの女性を何人か発見したのだ。うーん、大胆。たぶん欧米の女性だと思うのだが、あまりに堂々としていてあっけにとられてしまった。











 北米初日はこんなかんじで慌しかった。そのなかも、南米を旅していた時との違いで気になった点がいくつかあるので最後に紹介したい。

.肇ぅ譽奪肇據璽僉爾鯤愆錣卜しても大丈夫なこと。南米はどこもほとんどダメだったので、そちらのほうですっかり慣れてしまっていた。紙を流せるのって気持ちいい。

∧価が高い。これは当たり前のことだけど、一気にあがったので、覚悟はしていたものの面食らった。ペルーと比べると、宿代が3倍から4倍。食い物もものによるけど4、5倍くらい。タバコは150円くらいだったのが700円。ネットなんてこれまで1時間30円だったのがいきなり600円と20倍になった。

アメリカ人は冷たい。もちろん陽気でいい人もいるのだけれど、見下ろすような視線を何度も感じた。実際、冷たくあしらわれたことも多々あり、腹が立った。こんなことは南米ではほとんどなかった。世界一周組がアメリカでホームシックになったという話を何度も耳にしてきたが、それも分かる気がした。
 アメリカ人、お前らはなんでそんなに偉そうなんですか。
author:tiger, category:U.S.A., 18:42
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NBAを観戦
日本を出発してから82日目
ただいま6カ国目
アメリカのマイアミにいます


 今日は夕方までぷらぷらして(またビーチとか行ってました)、夕方からNBAを見に行った。

 僕はスポーツなら何でも大好きで、「スポーツを語る会」(単なるスポーツ好きの飲み会です)の会長もしているのだけれど、その中でもNBAは絶対に本場で見たいと思っていた。

 去年日本で行われたバスケットの世界選手権も2回見に行って、アメリカのNBAの選手も見たのだけれど、何か今ひとつものたりなかった。
 MLB(野球)やWWE(プロレス)もそうだけど、やっぱり現地でその場の熱気や雰囲気を楽しみながら見なければ、本来の面白さがわからないと思った。それが理由でこのルートにしたことは昨日の日記にも書いたのだけれど、それだけ楽しみにしていたNBA観戦だった。

 会場へ入場しようとすると、ぶら下げていた買い物袋をチェックされ、飲み物食べ物の持ち込みは禁止と言われてしまった。そういえばみんなほとんど手ぶらだ。
 仕方なく会場の外で一気に食べる。本当は会場でハンバーガーとかポップコーンとかを会場で買って食べたいんだけど、安旅しているから手が出ないんだよなあ……。


アメリカンエアラインアリーナ

 本日のカードは地元のマイアミヒート対ワシントンウィザーズ。マイアミヒートは昨年度の優勝チームだ。優勝の立役者となったセンターのシャック(シャキール・オニール)は残念ながら今日はメンバーに入っていなかった。チェックしてなかったけれど、怪我でもしていたのだろうか。彼のプレーを楽しみにしていたので残念だったが、まあ仕方ない。

 会場は1万7千人くらい収容できる大会場だが、遠くからでも見やすいように会場がかなり急勾配のすり鉢状になっている。イメージ的には日本武道館をさらに上に大きくしたような会場だった。
 試合が始まる前から演出がすごかった。有名な歌手(僕は知らないが)が出てきて国歌を歌い、選手入場ではまるでK―1のようなド派手な火花とライトアップ。会場中には電光掲示板がいたるところにあって、試合や会場の様子を映したり、応援の先導をしてくれたりする。そのすべてが地元ヒートびいきの演出だった。
 その他にも、タイムアウトやハーフタイムになるごとに、観客とゲームをしたり、天井からプレゼントを降らせたり、ファンによるフリースロー合戦があったり、ダンサーが踊ったりと、とにかく観客を盛り上げようとしていた。
 プレーもすごいが、何がすごいって、観客と会場のこの雰囲気がすごいなと思う。観客もこの雰囲気に浸りたくて、また会場に足を伸ばすんじゃないだろうか。阪神ファンの人もそんなところがありませんか?


会場は試合前から盛り上がっていた


試合開始



 試合は両チーム一歩も譲らぬ大熱戦だった。残り1分で83対82のヒート1点リード。ここからがバスケットは面白い。細かくタイムアウトを取って駆け引きしていく。結局最後は85対82でヒートが勝利を収めたが、最後の1秒までどちらが勝つかわからない試合だった(最後のウィザーズのスリーポイントが入っていたら延長戦だった)。
 「スラムダンク」の井上雄彦が「読者から毎回なんでこんなに接戦になるんですかと言われるが、本当のNBAの試合はもっともっとすごい。この興奮を少しでも読者に伝えられたらなあ」といったことをどこかで書いていたが、それも分かる気がした。







 今日のヒーローはモーニング。連続ハエたたきで観客を沸かせたり、ここ一番でダンクを決めたり。いい歳なのに、シャックのいないセンターで存在感を出していた(シャックもいい歳だけど)。

 NBAは面白い。無理やりアメリカに飛ぶルートをとって正解だった。
 今度アメリカに来るときはもっといい席をとって見てみよう。マイアミに来てからまともな食事もとらず、極貧生活をしてきたけれど、唯一の贅沢に大満足できてそれも報われた気がした。
 


author:tiger, category:U.S.A., 18:45
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ついてない一日
日本を出発してから83日目
ただいま6カ国目
アメリカのマイアミにいます


 今日はあまりいいことがなかった。

 午前中にビーチにいって寝転んでいると、突然雷が鳴り出してどしゃぶりになり、海水でなく雨でびしょびしょになって宿に戻った。
 日記を書こうとパソコンを広げると、なんだか接触が悪く、画面が固まってしまった。秋葉原の中古パソコンショップで格安で購入したので、それなりの覚悟はしていたのだが、旅を始めて2ヵ月半で早くも調子が悪くなってしまった。たまに画面がブレて、ひどいときは固まってしまう。これからはだましだまし使っていくしかないだろう。





 さらに夕方、ネットカフェに行ってメールを開いてみると、クスコで一緒にジャングルツアーに参加したSさんからメールが入っていて、ボリビアで怪我をしてしまったらしい。幸い骨折はしていなかったけれど、利き腕を痛めて2週間は安静にしなければならないという。

 本当は5月にロサンゼルスで合流して、一緒にレンタカーを借りて国立公園めぐりをする予定だったのだけれど、その期日には間に合いそうにないという。本当なら予定をずらしてでも一緒に行きたかったのだけれど、ちょっと日程的につらい。今回は残念だけれど、見送らざるをえないようだ。
 Sさんは女性の一人旅、しかも南米で怪我をして動けなくなってしまったのだから心配だ。精神的にもヘコんでいるのではないだろうか。なんとか早く回復して元気に旅を続けてもらいたい。

 旅を始めてそろそろ3ヶ月近くなる。これまで色んなものを見て、色んな人に出会い、色々考えてきたけれど、とりあえず今言えることは、人間は簡単には変わらないということだ。これは多分1年間旅をしても同じだと思う。
 知識と考え方はそれなりに広がったかもしれないけれど、旅をしたからといって人は強くはならないと思う。
 寂しがり屋だったり、臆病だったり、陰険だったり、せこかったり……。そのまんまの人間が、その土地、その旅にだんだん慣れていくのだと思う。逆にいうと、寂しがり屋だったり、臆病だったりする自分がより鮮明に見えてくるのが旅なのかもしれない。

 あと9ヶ月ちょっと。これからどんなことが待ち受けているか分からないけれど(ひょっとしたら何か衝撃的な事柄に遭遇して、自分が変わってしまうかも……)、あまり肩に力を入れず、自分なりの旅をして無事に帰国できればと思う。
 
author:tiger, category:U.S.A., 18:49
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アメリカ再上陸
日本を出発してから116日目
ただいま9カ国目
アメリカのサンタモニカにいます



 早朝の便でカンクンを出た飛行機は、途中ヒューストン経由の後、無事にロサンゼルスに到着した。アメリカには4月初旬に訪れたマイアミに続きこの旅2度目。今回は日本人パッカー6人でアメリカの国立公園をドライブでまわる予定だ。

 空港からバスを乗り継ぎ、集合場所であるサンタモニカのユースホステルを目指す。特に迷うこともなく目的地に到着すると、まずはその宿泊料金に度肝を抜かれた。
 ドミトリーで1泊34ドル(4000円)。しかもユースホステルの会員証を出して割引してもらってこの値段だ。アメリカ恐るべし。アメリカに対して恐れることなど他に何にもないけど、とりあえずこの物価は強敵だ。この旅は物価との戦いになるかもしれない。

 ドミトリーではメキシコのサンクリストバルの日本人宿で出会ったH君と再会。つづいてジャングルツアーで一緒だったSさんと再会する。
 集合時間にはSさんの友人Mさんもやってきた。Mさんは今回のドライブの旅にあわせて日本からやってきたのだが、メールでデジカメやCDプレイヤー、ガイドブックなどをお願いしていた。
 日本から荷物を送ってもらうのは、時間や受け取り場所など、本当に面倒くさい。なので、まだ一度も会ったことがないMさんにずうずうしく色々お願いしてしまったのだ。
 でも、本当に助かった。これで、壊れかけのデジカメの心配をしなくていいし、旅先で買ったCDも聴きる。これから移動するアフリカのガイドも入手できて、かなりレベルアップできた。


新デジカメ撮りおろし。(ユースホステル)

 これで4人。あとは山田がメキシコで見つけてきた女の子を連れてくるはずだったのだが、集合時間になってもこない。
 まあ、あいつのことだから時間通り来ない可能性は高いと思っていたのだけれど、夜にメールをひらくと、宿の場所がわからなくて、空港の近くに自分で宿をとったそうだ。
 今日は打ち合わせの大事な日、レンタカーとかルートを決めて、顔見せもしないといけないのに、夕方には別の宿をとっていたみたいだ。本当に仕方のないやつだ。

 まあいい、とりあえず明日から10日間、ドライブの旅を楽しもう。
author:tiger, category:U.S.A., 16:52
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ラスベガスのカジノで31歳の誕生日
日本を出発してから117日目
ただいま9カ国目
アメリカのラスベガスにいます


 アメリカドライブの旅1日目。山田がまた集合時間に1時間近く遅れてやってきた。山田は交通機関を利用するのがかなり疎い。おかげでレンタカー屋の送迎にも間に合わず、タクシーを使うはめになってしまった。もっとしっかりしてくれよ。


メンバー集合。

 とりあえず今日の目的地はラスベガス。ラスベガスは20歳のときに初めて海外旅行をした地だ。その後も2度訪れているので、これで都合4度目の訪問になる。
 これまではカジノがメインだったけど、今回は安旅をしているし、他のパッカーもいるので、カジノばかりというわけにはいかないだろう。




 とりあえず、夕方にはラスベガスに到着。安く泊まれるということで、「サーカスサーカス」に部屋をとり、夜8時くらいから夜の街にくりだした。
ラスベガスではとにかくカジノでお金を落としていってもらうことを考えている。カジノは各ホテルに常設されており、宿泊ホテル以外でも移動してカジノを楽しめるのだが、カジノにお客をひきこむためにショーをやったり、イベントをやったりと各ホテルが趣向を凝らしている。
 なので、ホテルは一流でありながら、その宿泊代金は想像よりはるかに安い。ベガス内の駐車場がすべて無料であるのも、カジノに客をひきこむための戦略だ。
 その客ひきの手段の一つとして、無料ショーでお客を集めているホテルがある。安旅のバックパッカーにはたまらないイベントだ。
 まずは「トレジャーアイランド」の海賊船のショー、つづいて「ミラージュ」の火山、最後に「ベラッジオ」の噴水ショーと3本たてつづけに見た。これらがすべてタダ。僕の場合、どれも何度か見たものだったけれど、みんなはベガスの雰囲気を何となく感じることができて満足しているようだった。


宿泊ホテル「サーカスサーカス」


無料ショー、「ミラージュ」の火山

「ベラッジオ」の噴水ショー

 そのあとはラスベガス名物のバフェでちょっと豪華な夕食を済ませ、宿泊地の「サーカスサーカス」に戻ってカジノを体験した。みんなほとんど初心者なので、適当に別れてスロットとかやっていたのだが、時計を見ると深夜12時をまわっていた。
 いつのまにか5月17日になっている。

 31歳になってしまった……。

 別に31歳になんの感慨もないのだけれど、たまたまその日にラスベガスにいて、しかもカジノで31歳になったというのは何かしらの関係性を感じずにはいられない。
 へなちょこギャンブラーのくせに、いっちょまえに賭け事への因縁を感じてしまったわけだ。
 ほかのメンバーは深夜3時くらいにはみんなカジノからいなくなった。僕は1人カジノに残り、ルーレットやブラックジャックを楽しむ。テーブルでのやりとり、そのヒリヒリ感がたまらない。掛け金は小額だけれども、ものの1分で終わってしまう賭け事にボリビアでの数日分の金額を賭けているのだ。
考え方が貧相でごめんなさい。

 ルーレットではある程度チップも増えた。今日は一睡もとらない予定だったので、みんなの集合時間である朝8時まではまだ時間がある。ひょっとしたら今回のドライブ資金が今日のカジノで賄えるかも……。

 ところが、ちょっとしたハプニングが起こった。儲かったチップをいったん現金に換えるため「CASSER」にいく。すると、IDの提示を求められた。どうやら未成年に見えたらしい。31歳の誕生日に20歳以下に見られるとは……。
 パスポートはホテルの部屋にあったので、取りに戻る。ああ、めんどくさい。しかも無料ドリンクサービス(チップで1ドルは渡すけど)ですでにコロナを7,8本飲んでフラフラしている。
 …………。

 このあと何度も寝室とカジノを行き来し、あげくにカジノ側とトラブった。詳細は面倒くさいので書かないが、カジノ側の対応の悪さと理不尽さに頭にきたのがその理由だ。その結果、カジノで負けてないのに金が減るというわけのわからない結末となった。
 なんだそりゃ。さえない31歳のバースデーだった。


author:tiger, category:U.S.A., 16:55
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ルート66をグランドキャニオンへ
日本を出発してから118日目
ただいま9カ国目
アメリカのラスベガスにいます


 アメリカドライブの旅2日目。今朝は結局、朝7時にカジノから部屋にもどって1時間ほど仮眠をとった。結果は昨日の日記に書いたとおり。といっても詳しく書いてないのであまりよくわからないと思うけど、とりあえずご機嫌ななめの夜だった。

 で、今日は移動日。ラスベガスからグランドキャニオンに向かう。ルートはいくつかあったのだけれど、ここはあの有名な「ルート66」を通っていくことにした。
 アメリカの道はすべてこの「ルート66」につながると言われている。本当にまっすぐな直線で、道の向こうのほうには蜃気楼が見える。なんとなく雰囲気がいい(気がする)のだ。説明してもしきれないので、ここは写真で見ていただこう。



こちらのナンバープレートは場所ごとにイラストがはいっていて面白い。



立ちしょんをする馬鹿2人。

 結局この日は移動だけ。夕方、グランドキャニオンの手前の町、ウイリアムスに宿をとった。
 宿をとったものの、宿泊代が高いので、僕だけ車の中で寝ることにした。
 どんなところでも寝れる。いつでも寝れる。そして寝なくても大丈夫。このドライブの旅ではこの特技がかなり役立ちそうな気がする。


モーテルのテラスでブログ作成中。
author:tiger, category:U.S.A., 16:58
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3度目のグランドキャニオン
日本を出発してから119日目
ただいま9カ国目
アメリカのグランドキャニオンにいます


 アメリカドライブの旅3日目。今日は朝からグランドキャニオンに向かい、トレッキングに参加した。メンバーのひとり、H君がトレッカーなので、彼の指導のもと食料を準備し、トレッキングコースに向かう。
 ここで海外初運転を試みた。車も標識もほとんどなく、道はほぼ直線。ペーパードライバーの僕でもここなら大丈夫だろう。
 初左ハンドルに初右側運転。最初は緊張したけれど、運転しているとすぐに慣れてきた。アメリカの郊外の道路は周囲に自然しかなく、道もまっすぐで眺めもいいので運転していて気持ちいい。気が付いたら目的地までついていた。

 インフォメーションに行って話を聞くと、最初予定していた9時間コースは時間的に厳しいらしい。本当は谷の底まで行ってグランでキャニオンを下から見上げたかったのだけれど、朝が遅かったので仕方ない。谷の途中まで降りる6時間コースをチョイスした。

 トレッキングは太陽の島、ワイナピチュ、パカヤ火山についでこれでこの旅4回目。南米での高地トレーニング、中米での海水浴を経て肉体改造に成功、体重も出発したときに比べ7,8キロ落ちている。なわけで、肉体はかなりパワーアップしているはずだ。

 実際、今日のトレッキングも結構余裕だった。トレッキングをしながら景色を眺めていると、癒される。グランドキャニオンはこれで3度目だけれど、これまではツアーに参加して上から1時間くらい眺めただけだったので、正直、それほどすごいとは思わなかった。
 今回もあまり期待はしていなかったのだけれど、谷の下に降りていくにしたがって景色がかわり、地層を間近で見ることができる。その迫力は上から眺めるのとはまるで違い、飽きることがない。3度目にして、グランドキャニオンの素顔にはじめてお目にかかれたような気がした。














 夕方にはグランドキャニオンを出て今夜の宿を探した。週末ということもあって、なかなか安宿が見つからない。
 やっと見つけた宿の受付嬢、ベッキーはかなり態度が悪かった。
 宿泊人数を6人から4人に変えたことに腹を立て、こちらを客扱いしない。あきらかにふてくされてこちらに対応している。
 こういうアメリカ人には数日のアメリカ滞在ながら、もう何人もでくわしている。

 前にもどっかで書いたかと思うけれど、アメリカ人はタチが悪い輩が多い。もちろん親切で気さくな人も多いのだけれど、アメリカ人は「自分たちが1番だ」という考えのもとに全ての思考が行われている気がしてならない。
カンクンで知り合ったチャリダーの言葉を使わせてもらえば、

「アメリカ人はジャイアンだよなあ」

 である。「謙虚」とか「低姿勢」とかいう言葉、アメリカは知っているのかなあ。
 こちらが質問をしても、知らなかったら「アイ・ドント・ノー」で終わり。蔑んだ目つきで「あっちいけ」といってくる。南米では本人が知らなくても、知っている人を探してくれたり、何とかしてあげようと(悪気はないのだが)適当なことを言っていた。こちらのほうがずっと可愛げがある。
 バックパッカーがアメリカを嫌う理由が理解できた。ついでに、中南米の全ての国が執拗にアメリカを毛嫌いしているのにもうなずけた。
アメリカでは自然とエンターテインメントだけ見ていればいい。これ以上不愉快な思いはしたくない。
author:tiger, category:U.S.A., 17:00
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モニュメントバレーへ
日本を出発してから120日目
ただいま9カ国目
アメリカのモニュメントバレーにいます


 アメリカドライブの旅4日目。
 昨日の夜は最悪だった。シャワーを浴びようとしたら、シャワーの水量調節のノブが抜け、大量の水が噴出、こちらの壁から反対の壁まで直線で大量の水がぶちあたるという、まさに漫画のような光景だった。
 シャワールームは洪水になり、同室のH君と一緒に裸で水を止めようとするが止まらない。びしょぬれのままで部屋から離れたフロントまで人を呼びに行き、結局夜中の12時くらいまで修理が入ってなかなか眠れなかった。
 寝付いたのは1時前。で、起きたのが3時。今日も2時間くらいの睡眠となった。
 なぜ3時に起きたかというと、今日はグランドキャニオンに朝陽を見にいこうという予定になっていたからだ。

 朝陽が差し込むグランドキャニオンはどんな顔を見せてくれるのだろうか。
 期待しながら待つこと1時間。徐々にあたりが白みはじめ、明かりが谷にさしてくる。
 うおっ、いよいよ美しい光景が……と思っていたら、日の光が谷の間までは届かず、山の上部だけが照らされただけだった。期待がデカかったぶん、あとでのヘコみもでかい。特に寒いなか早起きして1時間もまったのだから、ちょっとがっかりしてしまった。なかなか難しいものである。






写真で見るとけっこういい感じなんだけど……





このあたり、本当は蜃気楼が見えてます。

 で、反対に期待していなかったぶん楽しめたのが、今日このあと行ったモニュメントバレーだった。
 モニュメントバレーとはその名のとおりモニュメントのような巨大な岩が、だだっぴろい地面にどーんと座っている場所だ。それがいくつもあるのだけれど、その模様や形がまるで芸術作品のように見えて面白い。







原住民のお土産屋。ここは移住区になっているらしい。

 ここは期待以上だった。というより、よく調べてもいなかったので、どんなものかも分からず、逆にそれがこちらを驚かせてくれた。ガイドブックなどを見ると、その写真にだまされて、たいしたことのないものがすごく見えたりすることがある。
 訪問国や訪問都市でもそうだけど、知っていて楽しいこともあれば、知らなかったからこそ楽しいこともある。旅っていろいろあって面白い。


author:tiger, category:U.S.A., 17:03
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ブライスキャニオンへ
日本を出発してから121日目
ただいま9カ国目
アメリカのブライスキャニオンにいます



 アメリカドライブの旅5日目。今日はペイジという町から移動してブライスキャニオンをトレッキングした。
 トレッキングといっても、4時間コースを自分のペースで歩くのんびり移動だった。今回は全員でまわるのではなく、個々の体力と好みによって別れてまわることになったので、気に入った景色に時間を使いながらトレッキングできて楽だった。





ブライスキャニオンに行く途中に立ち寄ったダム

 で、どうだったかというと、ブライスキャニオン、すごく面白い。昨日のモニュメントバレーも面白かったけれど、ここはそれ以上。グランドキャニオンよりもずっとずっと楽しかった。
 まず、ひとつひとつの岩が歪な形をしている。本当に自然にこんな岩ができるんですか? と疑いたくなるような岩ばかり。それも見る位置、見る角度、見る岩によって、全然違って見えるのが面白い。
 トレッキングコースも結構すいていて、すれ違った人もわずかだったけど、なんでここがもっと人気スポットにならないのかが不思議なくらいだった。
 途中、あまりに見晴らしがよく、周りに誰もいなかったので、昔のCMを思い出し、白いTシャツにジーンズ姿でほえる吉田栄作ばりに、岸壁から「うおおおおおーー!!!!」とほえてみた。
 超キモチイイ。
とりあえず、あとは写真で見てもらうことにして今日はこのへんで。明日はザイオン国立公園に行く予定だ。


















author:tiger, category:U.S.A., 17:05
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ザイオン国立公園へ
日本を出発してから122日目
ただいま9カ国目
アメリカのザイオンにいます


 アメリカドライブの旅6日目。今日はザイオン国立公園にやってきた。これまで同様、ここの国立公園がどんなものなのか、ほとんど知らない。名前が知れているから、というだけの行き当たりばったりの入園である。

 今回は園内の無料シャトルバスを使って、個々で移動することになった。ここはでっかい一枚岩が多い国立公園で、その谷間を流れる川の景観が楽しめる。H君と1時間のトレッキングコースにもチャレンジしてみたけれど、昨日のブライスキャニオンと比べると、個人的には物足りなさを感じてしまった。










 今日は早めにセントジョージに移動して宿をとったあと、たまには贅沢をと、全員でステーキハウスに入り夕食をとった。24ドルとかなりの出費だったけど、みんなも食に飢えていてみたいだし、気晴らしにもなるのでよかったと思う。
 明日はヨセミテ国立公園にむけて出発する。ここはいいという噂もよく聞くので楽しみだ。
author:tiger, category:U.S.A., 18:03
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